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灼熱 の商品レビュー

3.6

47件のお客様レビュー

  1. 5つ

    7

  2. 4つ

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  3. 3つ

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  4. 2つ

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2019/12/10

昼ドラ、もしくは火曜サスペンス劇場みたい。夫を殺された咲花子は、整形で顔を変え、無罪釈放になった容疑者の医者の男の妻となり、復讐のチャンスを伺うー。ストーリーにはそんなに惹かれなかったが、起承転結がハッキリしているので、それなりに面白かった。しかしな、別人レベルで整形しているのに...

昼ドラ、もしくは火曜サスペンス劇場みたい。夫を殺された咲花子は、整形で顔を変え、無罪釈放になった容疑者の医者の男の妻となり、復讐のチャンスを伺うー。ストーリーにはそんなに惹かれなかったが、起承転結がハッキリしているので、それなりに面白かった。しかしな、別人レベルで整形しているのに、医者の夫が気づかないってことある?ブラックジャックに整形してもらったわけじゃあるまいし。他にも、ん??と思う所多々あり。咲花子の短絡的な性格も、何やねん、となる。でも、さっくりサスペンス読めて楽しめた。

Posted byブクログ

2019/10/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

(図書館本)お勧め度:☆6個(満点10個)。何か凄く陰惨な夫婦物語を読まされたみたいで、読み終えると心がすごく荒んでいくような気がした。最初はごく普通の夫婦が描かれていたけど、夫が殺され、容疑者が無罪となり、真相を確かめるため、女は整形をし、容疑者と偽造結婚をするが、徐々に夫を愛するようになり、一時はこのまま疑惑を明らかにせず、幸せに暮らしたいと思うようになっていくが・・・。最後は、結局、その通りにはならなかった。タイトル「灼熱」のように一人の男の人生を灼き尽くした凄惨な終わり方だった。ちょっと切ない。

Posted byブクログ

2019/09/23

「暗黒女子」で興味を抱いた著者。「鏡じかけの夢」はかなり面白かった。 とまぁ著作はちょいちょい読んでいるのだが、今作は「ガラスの殺意」的な印象。テレビでやってる2時間ドラマ、いわゆる火曜サスペンス劇場的な。なかなかのハード設定。夫を殺害した医師に制裁を与えるため、整形してその医...

「暗黒女子」で興味を抱いた著者。「鏡じかけの夢」はかなり面白かった。 とまぁ著作はちょいちょい読んでいるのだが、今作は「ガラスの殺意」的な印象。テレビでやってる2時間ドラマ、いわゆる火曜サスペンス劇場的な。なかなかのハード設定。夫を殺害した医師に制裁を与えるため、整形してその医師と結婚生活をするのだが…。 前半は憎しみを糧に虎視眈々と耐え忍ぶ描写で魅せる。後半はお互いが疑心暗鬼に陥りその後の展開がどうなるのか気になって読むスピードが増していく。正に火曜サスペンス! この例えの真意は、面白いけどやや物足りない感。

Posted byブクログ

2019/09/13

うーん。。すごく薄っぺらい内容でびっくりした、と述べたら冷たい人間になるのかな。 動機も、伏線も、感情の動き方も、どれも嘘っぽい。リアルさに欠けすぎていて鼻で笑いたくなる感じ。愛という形で終わらせようとしたとしても、もちろん泣けるはずはなく、、つまらなかった。

Posted byブクログ

2019/09/01

先週(8/24)の王様のブランチで紹介された「究極の復讐と純愛」を同時に描いたミステリー。 番組には、著者の秋吉理香子さんも出演していて、それまでの著作も人気があって映像化されたと紹介されていました。早速、読もうと思ったのですが、Amazonも楽天ブックスも、大型書店でも売り切れ...

先週(8/24)の王様のブランチで紹介された「究極の復讐と純愛」を同時に描いたミステリー。 番組には、著者の秋吉理香子さんも出演していて、それまでの著作も人気があって映像化されたと紹介されていました。早速、読もうと思ったのですが、Amazonも楽天ブックスも、大型書店でも売り切れ。本日(8/31)ようやく入荷したようで、買ってきてすぐに読みました。グイグイ引き込まれて、あっという間に読み終わりました。 ラストはどんでん返しがあると王様のブランチでも紹介されていたので、想像しながら読み進めましたが、いずれの想像もハズレ。 ミステリーとしても、純愛小説としても楽しめました。

Posted byブクログ

2019/08/31

夫を失い、真実を突き止めるために夫を殺したと思われる人物と結婚した女性の物語。サスペンス溢れる展開でぐいぐいと読まされます。 それこそ身を焦がすような凄絶な復讐の物語といった感があるのですが。途中から徐々に敵に対して愛情を覚えていくヒロインの心情の移り変わりが、復讐の意図よりもな...

夫を失い、真実を突き止めるために夫を殺したと思われる人物と結婚した女性の物語。サスペンス溢れる展開でぐいぐいと読まされます。 それこそ身を焦がすような凄絶な復讐の物語といった感があるのですが。途中から徐々に敵に対して愛情を覚えていくヒロインの心情の移り変わりが、復讐の意図よりもなお苦しくって。果たして本当に彼が殺人犯なのかどうか、という疑念もひたすらに重くって。もういっそすべてに目をつぶってしまえばいいのに、とも思えてきます。 幕切れは意外にあっけない印象だけれど。これくらいの方がいいのかも。「真相」はけっこう意外だったなあ。読み返せば伏線はあったのだけれど、これは思いもしませんでした。

Posted byブクログ

2019/08/14

最愛の夫を殺したと思える男に復讐する為、整形して身分も変えてその男に近づき偽装結婚してしまう妻。殺すチャンスを窺いながら生活していく内、段々と男が善人に思えてくる。この男は本当に犯人なのか? 男に自分の正体がばれているのではないか?・・・というストーリー。 秋吉さんの作品の愛読者...

最愛の夫を殺したと思える男に復讐する為、整形して身分も変えてその男に近づき偽装結婚してしまう妻。殺すチャンスを窺いながら生活していく内、段々と男が善人に思えてくる。この男は本当に犯人なのか? 男に自分の正体がばれているのではないか?・・・というストーリー。 秋吉さんの作品の愛読者なら、今作の作者の企みは気付くかも知れない。鈍い私でも大方分かったから。それでも小説として抜群に面白いし、結末もいかにも「イヤミスの女王」で私は好きだなあ(^-^)。

Posted byブクログ