拝み屋怪談 壊れた母様の家〈陽〉 の商品レビュー
陰のレビューで登場人物が増えてややこしい、という意見をみたのと、 2013年ごろと2016年ごろをいったりきたりする書き方だったので、 初めから時系列ごとの出来事と人物相関図を書きながら読み進めました。 おかげで迷子にならず、すっきり整理しながら読めたのでこの方法おすすめです。...
陰のレビューで登場人物が増えてややこしい、という意見をみたのと、 2013年ごろと2016年ごろをいったりきたりする書き方だったので、 初めから時系列ごとの出来事と人物相関図を書きながら読み進めました。 おかげで迷子にならず、すっきり整理しながら読めたのでこの方法おすすめです。 伏線がしっかり回収されて読み物として凄く楽しめました。 個人的に深町さんが好きでした。 郷内さん夫妻はどうにかまた幸せに暮らして欲しいし、 他の関わっていた方達もどうか今後は穏やかに過ごせますように、と願わずにはいられなかったです。
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椚木の一族と花嫁の家での因果と謎の決着。終盤の盛り上がりようは思わず涙腺にきました。拝み屋たちが集まって神殺しの儀をする様は映画の「来る」の除霊フェスを思い出して、それぞれの思いに感極まりながら興奮した。これでシリーズ完結なんだね。 以下ネタバレなんだけど、 し、真也ーーーッ...
椚木の一族と花嫁の家での因果と謎の決着。終盤の盛り上がりようは思わず涙腺にきました。拝み屋たちが集まって神殺しの儀をする様は映画の「来る」の除霊フェスを思い出して、それぞれの思いに感極まりながら興奮した。これでシリーズ完結なんだね。 以下ネタバレなんだけど、 し、真也ーーーッ!!! 読んでる最中に昂って出てきた言葉がこれ! 〈陰〉では死亡したのか…という感じだったけどもここに来て更なる卑劣と邪悪さを見せてきた真也の悪辣ぶりになぜかテンションがあがった笑 これ関わっている人間からしたら全く笑えない出来事なんたけどね。伏線の回収がすごかった〜〜…。 この野郎との因縁に決着がついたようでよかったし、〈陰〉でどうなるのかなって危惧していた佐知子さんがちゃんと前向きな未来を歩めるようになったのもほんとによかった…。 けれど完全無欠のハッピーエンドとは言い難いラストが切なくなる。悲しみと痛みと不安に苛まれながらそれでも、きっといい未来があるって信じて終わるから、どうか幸が多からんことを願わずにはいられない。 郷内さんの他作品は未読が多いのでそちらも読んでいきます。
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怖いを通り越して、椚木一族の底知れない業の深さは一切の思考を停止させ沈黙させるレベル。 マダム姉妹のヤバさは強烈だし、椎那の正体にもびっくり。 その道のスペシャリストたちが集結して最悪の造り神を調伏する山場は、娘を案じる千草や拝み屋の矜恃としての二代目桔梗さんの遺志がちゃんとそれに対抗する強力な縁を結んで導いてくれたんだなぁと胸が熱くなってくる。その分実話感は薄れたかなぁ。 おもしろかったけれど、母様やシロちゃんの正体は山神様やその使いという推測のままだし、タルパをよく理解できなくて最後はすっきりといかず…。
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何だか壮大すぎて、何が何だか。同姓同名の人がワラワラ出てきて何が何だか・・・酒でも飲みながらチラチラ読む感じかも?? 前の本も読み返さないといけない感じなのは不便だなぁ どうでもいいけど、この方、巻を重ねる毎に上から目線になっていくのはなぜwww 老姉妹のエピソード、どこかで読んだ気がするんだけど探しきれず…気になる
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上巻のうち、下巻。間違えてこちらに上巻の感想を書いてしまっていたので、書き直し。 上巻でのエピソード、登場人物が一気に集結し、盛り上がりが最高潮になり熱い展開だった。ノンフィクションと考えると、登場人物の皆さんは洒落にならない状況なので面白いと言いづらいけど、物語として、ハラハラ...
上巻のうち、下巻。間違えてこちらに上巻の感想を書いてしまっていたので、書き直し。 上巻でのエピソード、登場人物が一気に集結し、盛り上がりが最高潮になり熱い展開だった。ノンフィクションと考えると、登場人物の皆さんは洒落にならない状況なので面白いと言いづらいけど、物語として、ハラハラしながら面白く読んだ。 そしてラストのエピソード…ここまで読んでくると相当に感情移入しちゃってるので、本当に心配になるんだけど…!( ;∀;)
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