覆面作家の愛の歌 新装版 の商品レビュー
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2022/12/27 読了 覆面作家「新妻千秋」さんと、リョースケのやりとりが楽しく、スイスイ読めました。 と、あいかわらずなのが、女性の服装描写に力入ってるなーって感じました。 「本を手にしたら、いつだってあの人に会える」
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前作を読んだときは、ご都合主義な設定や警察捜査に勝手に介入したりするので、チョッと違和感があった。 本作はこちらも慣れたし、大分こなれた感じ。 3作収録されているけれど、表題作「覆面作家の愛の歌」の文章量は他の編の倍ぐらいある。 トリックは判ったような、判らなかったような。同じ...
前作を読んだときは、ご都合主義な設定や警察捜査に勝手に介入したりするので、チョッと違和感があった。 本作はこちらも慣れたし、大分こなれた感じ。 3作収録されているけれど、表題作「覆面作家の愛の歌」の文章量は他の編の倍ぐらいある。 トリックは判ったような、判らなかったような。同じこと会社の事務所で実験してみたら、その通りの結果になるんだろうけれどね。高野先生のイラストの電話が昔の黒いダイヤル式風(笑) (引用) 千秋さんの黒の帽子が、ふわりと落ちた。南条さえも押し黙った。永遠のような時が流れた。千秋さんは、再び目を閉じた。その瞼の内側で、どんな世界を見ているのだろう。 読み飛ばして、えっ、あれ、今何があった?と読み返したよ。一番大切な一文をこんな省略をするんだ。 凄いなあ。何度も読み返してしまった。驚きが止まらない。 次回作も読むつもり。
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何度読んでも『愛の歌』のトリックとクライマックスの展開は鳥肌ものだなと思いつつ。 最後のシーンも印象的なんですよね。 「ああ、こうだった! 初読時にずっこけたんだよな!」と懐かしい感覚も思い出せました。 そりゃないよ、お嬢様と今でも言いたい。 今回は殺人事件だったり誘拐事件だった...
何度読んでも『愛の歌』のトリックとクライマックスの展開は鳥肌ものだなと思いつつ。 最後のシーンも印象的なんですよね。 「ああ、こうだった! 初読時にずっこけたんだよな!」と懐かしい感覚も思い出せました。 そりゃないよ、お嬢様と今でも言いたい。 今回は殺人事件だったり誘拐事件だったりと、結構物騒な話が多く、ぞくっとする怖さも味わえるから、夏のこの時期にぴったりの話だったように思います。 作中の季節は冬なんですけど。 挿絵があるの、やっぱりいいですね。 振袖お嬢様、可愛らしかったです。
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