ネッシーはいることにする の商品レビュー
遭遇。 今までと違ったところに行ってみる。 今の大人に欠けてるところかな。 みんな新しい事をしてみよう‼️
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『あたらしい図鑑』続編。 自分の日常から少し外に出ると、今までと違うものに「遭遇」して世界は広がる。実際に何処かに行くこと誰かに会って話すことだけでなく、本を読むことでも遭遇する。 遭遇して驚き悩み考える中学生の姿が愛おしい。 大人が描く理想の中学生に理想を語らせる物語かもしれ...
『あたらしい図鑑』続編。 自分の日常から少し外に出ると、今までと違うものに「遭遇」して世界は広がる。実際に何処かに行くこと誰かに会って話すことだけでなく、本を読むことでも遭遇する。 遭遇して驚き悩み考える中学生の姿が愛おしい。 大人が描く理想の中学生に理想を語らせる物語かもしれない。でもYA作品は理想を理想として示すことが役割なのだろう。 理想を示して指針とした上で、あなたはどう思うか、どの道を選ぶのかと問うのだろう。 だから若者に正々堂々理想を示そう。
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中学生に向けて書かれた物語 でも、主人公は昭和の子って感じがする 設定は現代なんだけれど 現代の様々な問題を描いているんだけれど タイトルがいいです ネッシーはいることにしましょう ≪ 動いてる 知らない世界 この今も ≫
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ゴブリン書房は児童書を出している出版社なので、これもYA向きで出していると思う。 しかし、読みながら、この作家は多分自分でYAなり、児童書なりを読んで書いている訳ではないだろうな、と感じた。YAの作家なら書かないディテールがあり、特に現代の中高生に読みやすいような工夫がしてあるわ...
ゴブリン書房は児童書を出している出版社なので、これもYA向きで出していると思う。 しかし、読みながら、この作家は多分自分でYAなり、児童書なりを読んで書いている訳ではないだろうな、と感じた。YAの作家なら書かないディテールがあり、特に現代の中高生に読みやすいような工夫がしてあるわけでもない。 多分自分が中高生だった頃のイメージで書いている。 それが悪い訳ではなく、それでも読むに足る文学作品はあり、YAを狙って書かなくても、結果としてYAに人気が出るということもある。 まあ、しかし、昭和生まれのおじさんの書いた本だなあという感じがした。 主人公は進路に揺れる中3。頭はいいが、野球もできる。彼には、3年前に詩人と交流があり、その詩人は亡くなっている。(それは前作で書かれているようだが、未読のため、この本だけの感想です。)詩人との思い出、三回忌で集まる人々との出会い、LGBTの友達などが描かれている。 亡くなった詩人が、なんだかカッコイイおじさんのように書かれているが、私から見ると全くカッコよくない。というか、キモイ。というか、そういうおじさんをカッコイイと思っている作者がキモイ。そのおじさんを慕う人々もまた、訳分からん。特に女性に何の共感もできない。今時中学生が潰れるまで酒飲ませるか?(昭和が舞台なら、そういうこともあったが、この本はいつが舞台かはっきり書かれてはいないが、中学生がPC持ってるくらいの現代である。) で、主人公が感化されるのが開高健の『ベトナム戦記』、というあたりも、『ベトナム戦記』が悪い訳じゃないけど、作家の青春の思い出って感じだ。 「クロンボ」のおじさんのエピソードも中途半端だった。 こういう作品はむしろ一般書で出して、性的な目覚めも遠慮なく書いた方が良かったのではないかと思う。ターゲットは50から60代の男性で。変に今時の中高生に読ませようとするから、中途半端になるのでは。 あと、図書館の司書は、そんな個人的な口出しはしないのです。利用者にもプライバシーあるからね。学校図書館で、しょっちゅう会ってる司書ならあるかもしれないが。
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