「音楽」のユニバーサルデザイン の商品レビュー
本書は、音楽家のねらいを達成することを第一義としながら、ユニバーサルデザインの視点から音楽授業の改善を図ることを目的としています。また、音楽授業のユニバーサルデザインとは、より多くの子どもにとって、音楽家のねらいに沿った学習がしやすくなることだとも述べています。 題名の通り、音楽...
本書は、音楽家のねらいを達成することを第一義としながら、ユニバーサルデザインの視点から音楽授業の改善を図ることを目的としています。また、音楽授業のユニバーサルデザインとは、より多くの子どもにとって、音楽家のねらいに沿った学習がしやすくなることだとも述べています。 題名の通り、音楽室の学習環境や教材や教具などについて、15のチェンジポイントが示されています。「学びのユニバーサルデザイン」というと、「できない人に合わせて、優しく簡単にしたもの」と誤解されがちですが、そうではなく、レベルを下げずにバリアを下げることを意味しているのだと説いています。 後半は「ユニバーサルデザインの視点でつくる新しい授業プラン」として、音楽の先生が指導で使える具体例が示されています。
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具体的な授業づくりのときの改善方法がたくさん書いてあり、実践できそうです。特に発問に関する提案は是非参考にしたいなと思うものが多かったと思います。 同じ授業の中で子どもに合わせて学び方を変える発想はなかったので面白かったです。
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