絵本原画ニャー! の商品レビュー
大人のための猫主体の絵本の世界 気に入った作品。 町田尚子著「いるの いないの」 古民家に猫がたくさん でもそれは下地 子供なら光の届かない古い日本家屋の天井に見てしまうよね あれを。京極夏彦氏は絵本にもこの世界を持ち込んでいたのか。どおりで、、、 眺めているとしっとりとした湿...
大人のための猫主体の絵本の世界 気に入った作品。 町田尚子著「いるの いないの」 古民家に猫がたくさん でもそれは下地 子供なら光の届かない古い日本家屋の天井に見てしまうよね あれを。京極夏彦氏は絵本にもこの世界を持ち込んでいたのか。どおりで、、、 眺めているとしっとりとした湿気のある冷たい空気が肌に感じられる。 ささめやゆき作「ねこのチャッピー」 大人だから泣いてしまう。長年猫を飼ってきて可愛いというだけではない命を預かるというとてつもない重さを知ってしまうとこの手の絵本は可愛くて愛しくて悲しい。子供たちはこの本から何を受け取るのだろうか。 ハンス・フィッシャー著「こねこのぴっち」 とにかく世界観が素敵 分別のついた大人が読むと世界に入り込めてとにかく楽しくて美しい。 そして1番好きになったのが、牧野千穂著「うきわねこ」 手のひらにその世界を乗せて、ずっと眺めていたい。 装丁も凝っていて、これでこの値段とは、猫だらけのアートと世界がいっぱい堪能できるのだから文句は無い。 ただ一つだけ、「ねこのチャッピー」、文字が小さすぎて読めないところがあった。残念。
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