恐竜超世界 の商品レビュー
羽毛恐竜たちのCG再現画像のクオリティが素晴らしすぎて、ぼんやりと眺めているだけで楽しめました。 今や鳥類は恐竜の子孫であったということが確定した訳ですが、カラフルな羽根で身を飾り立てて求愛ダンスを舞い踊る恐竜たちの姿は、昔のトカゲチックで恐ろしげな恐竜の姿とは似ても似つかないイ...
羽毛恐竜たちのCG再現画像のクオリティが素晴らしすぎて、ぼんやりと眺めているだけで楽しめました。 今や鳥類は恐竜の子孫であったということが確定した訳ですが、カラフルな羽根で身を飾り立てて求愛ダンスを舞い踊る恐竜たちの姿は、昔のトカゲチックで恐ろしげな恐竜の姿とは似ても似つかないイメージ転換で(もちろん羽毛のないイカつい恐竜もいた訳ですが)、とにかくフワフワモフモフしていて愛らしく、触り心地が良さそう。 エミューやドードー系列の巨大鳥の仲間のようにも見える、クチバシがあってカモノハシとラクダと恐竜の複合獣のような姿のデイノケイルスや、どう見てもファイナルファンタジーに出てくるチョコボにしか見えない恐竜アビミムス(チョコボは羽毛恐竜の先取りだったのかと感心)。 北極圏の過酷な環境で、羽根で卵を温め子育てをする父恐竜トロオドンの健気さ。水性恐竜の中でもお腹の中で子供を育てるモササウルスや首長竜も驚きですが、よくペットショップで見かけるマツカサトカゲも胎生だったことをここで初めて知りました。 これは是非とも、本編のNHKスペシャルの番組の方も見てみたくなります。
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竜は羽毛をもっていた。そんな我々の恐竜のイメージを完全に壊す発見から、硬い皮膚で覆われたティラノサウルスは、羽毛を持ち冬でも、夜でも狩をすることで、最強の恐竜となった。謎の恐竜デイノケイルスも、カラフルな羽毛と卵を返す母性を持つ恐竜であることがわかってきた。 ロマンだなぁで終わら...
竜は羽毛をもっていた。そんな我々の恐竜のイメージを完全に壊す発見から、硬い皮膚で覆われたティラノサウルスは、羽毛を持ち冬でも、夜でも狩をすることで、最強の恐竜となった。謎の恐竜デイノケイルスも、カラフルな羽毛と卵を返す母性を持つ恐竜であることがわかってきた。 ロマンだなぁで終わらない、ニューヨークの自然博物館、上野の恐竜博、そして恐竜超世界、なんだかどっぷり浸かった気分。
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読んでいて楽しいと心から思える本。 今の時点で3億年前の恐竜のことなんて知っているのは数パーセントといわれている中、3Dのカラーの世界で博士たちの仮定をもちいて描いているのは、すごい!昔と比べてこう言った可能性もあるんだ!と教えてくれた。モササウルスや近年の発見で得た、むかわ竜に...
読んでいて楽しいと心から思える本。 今の時点で3億年前の恐竜のことなんて知っているのは数パーセントといわれている中、3Dのカラーの世界で博士たちの仮定をもちいて描いているのは、すごい!昔と比べてこう言った可能性もあるんだ!と教えてくれた。モササウルスや近年の発見で得た、むかわ竜についての記述もあり、恐竜学は近年の発見が目まぐるしいのだなと教えてくれた。もっと、情報にセンシティブになろうと思った。まだまだ、自分の知らないことは無限大。
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全ページカラーで写真が多く、解説も分かりやすいです。1ページごとの文章もほどよく短く、5才児の子供が興味を持って聞いてくれます。TVをみた後でも、復習がてら読むにはとてもいいと思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
帯に小林快次氏と川村和人氏が顔を出し、中を開けば真鍋真氏が登場、監修にはさらに小西卓哉氏の名も。 これだけで恐竜好きにはたまらないラインアップ。 国立科学博物館では関連の展示が大々的に催されているし、NHKがナショジオとガッチリ組んだことからも窺い知れるように、書籍にも並々ならぬ力が込められているようだ。 内容的には既にどこかで見聞きしたことが少なくなく、ベースがNスぺの書籍化なので図鑑のように情報が詰め込まれているわけでもなく、またライターの力量も所々残念だったりはするものの、草食性の巨鳥・デイノケイルスの復元は迫力があるし、実は恐竜の多くが卵胎生だったかもしれない、などといった仮説にはワクワクさせられた。 後日、「恐竜博2019」を観に行く予定なので楽しみだ。
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