レパード 闇にひそむ獣(上) の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ハリー・ホーレ刑事シリーズ(翻訳)7作目。 うーん、なんだかすごくもやもやする。 とりあえず、 事件が二転三転するのについていけない。 香港でまた自暴自棄になっているハリーを、 女性刑事が呼び出しにくる。 また連続殺人がおきた、と。 それにしても、なぜ連続殺人にこれほど過敏なのだろう。 まるで、ノルウェーには存在する訳がないように、 アメリカにしか存在しないかのようにヒステリックな反応を示す。 それが現実のノルウェーを反映したものなのか、 現実とは反対だから描かれているのか。 ハリーを引きずり出す必要性があるのはわかるが、それにしても。 事件を解決するために呼ばれたはずが、 オスロ警察と新設の中央捜査局の縄張り争いに巻き込まれ、 警察署とつながっている刑務所のボイラー室の隣で、 捜査を開始する。 (下巻へ続く)
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