純子 の商品レビュー
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うぅ汚いと思いながら読んでんます。 昼食後の読書タイムにはちときついな。 人糞ってそんなにうまいんかいな⁉ もはや苦笑なしでは読めない作品。 地蔵あっぱれ!
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らんちう」で初読みだった赤松利市さん。しっかりハマったのでBOOKOFFで見つけたこちらを購入してみた。帯に「少女とうんこのとても美しい物語」とあり即購入。お食事中の方はすいません。 下肥汲みの家に生まれた純子。子供の頃、祖母と近隣の汲み取り口を調べに行く時の描写に没入。糞を口...
らんちう」で初読みだった赤松利市さん。しっかりハマったのでBOOKOFFで見つけたこちらを購入してみた。帯に「少女とうんこのとても美しい物語」とあり即購入。お食事中の方はすいません。 下肥汲みの家に生まれた純子。子供の頃、祖母と近隣の汲み取り口を調べに行く時の描写に没入。糞を口にしちゃうのはさすがに…。六年生になって白粉をつけなくなった純子に夢中になる三人の子息たちの気持ちが痛いほど分かる。しかしやはり糞を食べちゃうとか…。 その後村の水が涸れる危機が迫る。純子は我が身を賭して村に水道をひこうとする。その心意気に胸打たれた。だがその気持ちも束の間、なんとも爽快な解決方法だったのだ。全ての根源は乞食坊主の爾空。彼の性癖が突き抜けすぎててもう降参するしかなかった。(笑) んー、スカトロコメディファンタジーとでもいうのか。読む人を選ぶ本だけど糞面白い!
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クソまみれなスカトロファンタジーでした。これは読者を選ぶだろうけど俺的には大変楽しく読ませていただきました。文章で人を笑わせられるって最高だよな。いや面白かった。
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世界観も物語も最高に好きで面白かった〜 不気味さ物悲しさ泣き笑い…あちこちにぶんぶんと振り回されながらも読後が爽快で、ラストシーン最高だ。 一生忘れない一作だと思う。 純子、カラっとしてて良いなあ。 純子の言葉ひとつひとつが好き。 何度も読み直すと思う。
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吐き気を催す程の描写で、確実に食欲が失せる。 ノスタルジック、ファンタジーって....。 失せるけど、何故だか読んでしまう、赤松作品にはそんな魅力がある。
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まさに糞小説。 文字通りの糞小説。 うんこ漢字ドリルが流行したけど、そんなかわいいもんじゃない。 読んでいて顔をしかめるほどに、リアルな糞を最初から最後まで表現している。 平山夢明「あむんぜん」のウンゲロ思い出した。 とかく、ご飯食べながら読むもんじゃないので人には...
まさに糞小説。 文字通りの糞小説。 うんこ漢字ドリルが流行したけど、そんなかわいいもんじゃない。 読んでいて顔をしかめるほどに、リアルな糞を最初から最後まで表現している。 平山夢明「あむんぜん」のウンゲロ思い出した。 とかく、ご飯食べながら読むもんじゃないので人には全くおススメできない。 高度経済成長期の始まりを見せる日本。 四国は香川、その山中の里の一番奥、村八分の家に純子は生まれた。 毎日毎日、祖父と叔父は村の肥汲みに山を何度も往復する。 日常的な祖父の暴力を受けて顔半分が崩れている祖母はかつて女郎で、純子を金持ちの大旦那に売れるように教え込み、純子もいつかは金持ちに自分を高く売ってやるのが夢だった。 そんな肥汲み一家に変化が訪れる。 ある日、役場からバキウムカーとやらが来てからというもの、肥汲みの仕事がなくなった。 叔父は高松へ出て人足として働きに出るという。 純子が幼いころからの話し相手、叔父が山で拾ってきた地蔵が言う。 わしの体が苔むすまで小便をかけろ。 糞で始まり、糞で終わる。 まさに糞小説の極み。
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2月-1。3.0点。 糞汲みの一家に生まれた主人公。美しかった母は自殺し、祖母は主人公に期待。 「胸糞悪い」小説。この作家、底辺の人たちの描写は秀逸だと思う。読みたくないのに読んでしまうストーリーだった。
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讃岐山脈の北斜面にある極貧の里。中でも最貧困の、下肥汲みを生業とする一家に育った娘・純子。その母が井戸に身を投げるシーンから物語は始まる。暴力と貧困に加え、顔の半分が融けたような異形の祖母に、「男をたらしこむ」手練手管を幼少期から仕込まれて育った純子。あ~またこの心を痛めるパターンか~、と思っていたら純子が成長するにつれて物語の様相は変化していく。 いったいいくつ「糞」という文字が使われているのか・・・。糞、糞、糞のオンパレード。 赤松さん、どこへ向かおうとしているのかと訝りながらも読み進める。決して食事中に読もうとしてはいけません。 大昔、水利のなかったこの里に水をもたらした乞食坊主・爾空の言い伝え。その水が枯渇の危機を迎えた時、この窮地を救えるのは純子しかいないといわれた驚きの訳が明らかになるとき、物語はファンタジーの一面を見せる。 糞に始まり糞に終わるこの作品、品性を疑われるのを恐れて決して他人にはお薦めいたしません。 だけど終盤に至って、里を救うために自らを犠牲にして立ち上がる純子の頼もしさと、変態ながら純愛を貫いた爾空の姿になぜか爽やかな感動を覚えた私もある意味変態かも?
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水木しげるか畑中純の絵柄でまんが化すれば、ワールドワイドに売れる気がしないでもない。いまなら、たばよう先生のキュートな作風でもいいかも!あるいはフライング・ロータスのノリで実写映像化されたりした日には、世界中のアングラ市場で大ブーム必至の問題作。とはいえ、地べたをはいずりまわるえげつない前半から、想像を絶する鮮烈なマントラ大噴出の大団円に至るその圧倒的な落差は、やはりテキストならではのスペクタクルかも。それにしても生臭坊主ならぬ生糞坊主の話とか、元ネタあったりするのだろうか?怖くて調べる気にならないけどw
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