「ふつうの子」なんて、どこにもいない の商品レビュー
「みんなの学校」の木村泰子さんの講演聴くたび涙がとまらなかったけど、この本もそう。木村先生が話しかけてくるみたいだった。子どものことで悩む母親にも、教育者にも、ほかにも子どもにかかわるすべての大人に読んでもらいたいと思った。
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「みんなの学校」の本はすでに2冊読みましたが、この本もよかった!「大空小学校の場合はどうしているのか」というのを、前2作以上に具体的に書かれている気がします。さらっと書かれていることでも、深い内容が多い。 基本的な考えとして、子どもに「障害」等があったとしても、それで「迷惑をか...
「みんなの学校」の本はすでに2冊読みましたが、この本もよかった!「大空小学校の場合はどうしているのか」というのを、前2作以上に具体的に書かれている気がします。さらっと書かれていることでも、深い内容が多い。 基本的な考えとして、子どもに「障害」等があったとしても、それで「迷惑をかけている」と萎縮する必要は、本人にも保護者にもない、というのが著者の考え方。そういう子もいるんだ、じゃあ自分は何ができるか、ということを、周りが考えていくと、周りが成長できる。 「大空小学校ではどんな状況でも集中する力を自分で身につけるのが当たり前だった」というのは、卒業生の弁。(p64) ちなみに大空小学校では「保護者」と言わずに「サポーター」と言っていたそう。自分の子ではなく、周りの子に関わる。自分の子のいいところを他の人に見つけてもらい、自分も、他の子のいいところを見つけていく。保護者や地域の方々の、公立小学校への関わり方としては、これはすごく参考になると思う。 当たり前と思っていたことを見直してみるために、オススメ!
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みんな違って当たり前。イジメを教えたのは、他でもない大人であるという事に愕然としました。環境によって人は変わるのでしょうか?実際に映画『みんなの学校』も拝見して、周囲の人がみる視点と対応を変えることで子どもたちが、自ら考え成長することがよく分かりました。ただ、果たして今の学校教育...
みんな違って当たり前。イジメを教えたのは、他でもない大人であるという事に愕然としました。環境によって人は変わるのでしょうか?実際に映画『みんなの学校』も拝見して、周囲の人がみる視点と対応を変えることで子どもたちが、自ら考え成長することがよく分かりました。ただ、果たして今の学校教育でどこまでこれが出来るのか?は疑問です。むしろ、地域ぐるみで向き合うこと、まずは自分たちができることからやらなければならない。そこが大切であると感じました。
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木村先生の苦悩も書かれていて、単に成功例を示しただけの本とは異なる。心にきたのは「学ぶとは教えることではなく、自分を変えること」大空小学校の子供を大切にする姿勢、そして子供から教わろうとする姿勢にとても感銘を受けた
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大阪のインクルーシブ教育の小学校を作ってきた小学校 の校長の書籍。 わかる部分と、どうかなあと思う部分とありました。 でも、障害をどうとらえるか、ふつつをどうとらえるか について考えるべき内容はいっぱいあると思います。
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公立小学校が今直面している課題に対する、全ての答えがこの一冊にある。全国で木村先生の取り組みをスタンダードとして取り入れることができれば、日本の教育は救われる。全ての教師と保護者に読んでほしい。
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