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まどのそと の商品レビュー

3.4

10件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

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2024/06/18

佐野史郎、いつのまに怪談えほんデビューしてたんや… ま〜〜古式床しき怪奇幻想ホラーなテイストや… また挿絵が不条理で怖い…

Posted byブクログ

2023/11/03
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父も母も丸太で妹は人形で表現されてる異様な世界観が不気味で話も不穏 窓の外へ逃げるラストも良かったのか悪いのかわからないところがなんともいえない

Posted byブクログ

2023/09/25
  • ネタバレ

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怪談えほん3シリーズめの4冊のうちの一つ。 今作はどれも挿絵が個性的で、より不気味さが。。 本作は一番訳が分からないので、一番怖い。。 火山噴火がどう関係しているのか。。 男の子はどういった位置付けなのか。。 かたかたかた どういった音なのだろう?? 病院だと微笑ましい赤ん坊の泣き声も、結構ホラーに使用されていたりするし 音の効果というのは状況で大分変わる。 起承転結で最後にオチがある作品に多くふれているのでこういった 謎が謎のままの作品は記憶に残る。。

Posted byブクログ

2023/06/03

かたかたかた かたかたかた 風は、ふいてないのに 窓が なっている カーテン開けてみたけど 葉っぱはゆれてない おやすみなさいの時間になり お布団のなかに入ったけど まどは、かたかたかた ずっと かたかたかた いもうとはすうすうとねてるのに ぼくは 気になって眠れない 起...

かたかたかた かたかたかた 風は、ふいてないのに 窓が なっている カーテン開けてみたけど 葉っぱはゆれてない おやすみなさいの時間になり お布団のなかに入ったけど まどは、かたかたかた ずっと かたかたかた いもうとはすうすうとねてるのに ぼくは 気になって眠れない 起きてカーテンをあけたら のっぺらぼう 大泣きしたのに だれも気づかない もう一度 窓をみたら いない うつっていたのは 自分の顔 絵がとても不気味だけど特徴を捉えている。 色の使い方が上手いなあと。 音って気になるもので…。 ずっと同じ音だと、とても気になる。 なんの音なのか わからないから不安になる。 自分だけに聞こえてるのかと思うと一層気になる。 やめてと言いたいのに わからないから言えない。 お布団かぶっても聞こえるなんて。 自分の顔が写っても驚く…これはよくある。 夜中にトイレに行って窓が開いてたら、とてもこわいと思った記憶がある。

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2021/06/12

 ただただ不安を掻き立てられる内容。オノマトペ(擬音)を多用した文とそれに合っているようで不釣り合いな絵の組み合わせも独特で、それがなんとも言えない感覚を生み出している。  これは読み聞かせた子供次第で受け方が変わる。だから、読み聞かせたらこう質問してみるのがいいかもしれない。 ...

 ただただ不安を掻き立てられる内容。オノマトペ(擬音)を多用した文とそれに合っているようで不釣り合いな絵の組み合わせも独特で、それがなんとも言えない感覚を生み出している。  これは読み聞かせた子供次第で受け方が変わる。だから、読み聞かせたらこう質問してみるのがいいかもしれない。  「このお話、どう?」と。  そうして子供たち自身に考察をさせていく。答えは出ないかも知れないが、考察が進めば進むほどに想像は膨らみ、恐怖はいや増す。  この絵本は、読み聞かせの場だけで終わらせないことで怖くなる。そう思う。

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2022/09/12
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うわっ読み終わって寒気…。でもストーリーはあまりよくわからないw 家の中で窓が「かた かた かた」と鳴る音を聞いている歪な造形の男の子、破れた火山噴火の新聞記事、起きない妹はぬいぐるみ、極めつけは〈父〉と〈母〉の紙が貼られた太い木と細い木…なんだかよくわからないから、読み終わってもしばらく考えて引き摺ってしまう。男の子の顔も足も見えるのに生きている感じがしなくて家だけが残っているような…。不気味さの中に感じる哀しみ。 窓の外の深い草木の向こう、してやったりとニヒルに微笑む佐野さんが見えるようだ。

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2021/01/13
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子どもには少し難しいかなぁ、という印象。 抽象的というか、多くを理解するには難しい内容だった。ヒントを見つけられず、考察もあまり進まない。 「ぱぱ」と「まま」、そして「いもうと」はなんなんだろう。「ぼく」すらもわからない。「かた かた かた」と鳴る音は火山活動を表しているのかな…… 他の方のレビューも参考の上、深読みして追記。 時間軸は火山の噴火後(新聞の古さ、噴火後の山の姿)。 「ぱぱ」と「まま」、そして「いもうと」は、もういない(噴火の犠牲に?)。 それを受け入れられない「ぼく」(ぱぱ・まま・いもうとの代替)。 というところまでは読み取ろうと思えば読み取れるのかな。

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2020/05/18

わけがわからん。 不安をあおる文章なのは間違いないんだけど、その原因がわからないので読み終わってからももやもやする。子供にどう説明させんだろ。

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2019/08/22

怪談えほん第三期。1作目は佐野史郎さん作。かたかたかた。風でもないのにまどをならすのはなんでしょう。ちょっとゴーリーを思わせるようなハダタカヒトさんの、緻密な畳の目のようなイラストが恐怖に不気味な色を添えます。文字だけ読んだときのリズム感のある文章の不思議な怖さ。繰り返し読むうち...

怪談えほん第三期。1作目は佐野史郎さん作。かたかたかた。風でもないのにまどをならすのはなんでしょう。ちょっとゴーリーを思わせるようなハダタカヒトさんの、緻密な畳の目のようなイラストが恐怖に不気味な色を添えます。文字だけ読んだときのリズム感のある文章の不思議な怖さ。繰り返し読むうちにわかってくる絵の違和感の正体と、絵をじっくり見なければわからない別の怖さ。ラストの余韻。今までの怪談えほんとはまた違った怖さだと思います。繰り返し読むという絵本ならではの世界が素晴らしいです。今期のこの後の作品も楽しみです。

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2019/07/14

怪談えほん。 なんだろうこれ……実を言うと、怖いものは何ひとつ出現していないような気がするのです。だけどまぎれもなく怖い。絵も怖いけれど、怖いものが何かしら描かれているわけでもないんですよね。わけのわからない不気味さがずーんと心に残るような、そんな読み心地です。 これ、子供の頃に...

怪談えほん。 なんだろうこれ……実を言うと、怖いものは何ひとつ出現していないような気がするのです。だけどまぎれもなく怖い。絵も怖いけれど、怖いものが何かしら描かれているわけでもないんですよね。わけのわからない不気味さがずーんと心に残るような、そんな読み心地です。 これ、子供の頃に読み聞かせされてたら確実にトラウマレベルです。絶対眠れない!

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