コケの国のふしぎ図鑑 の商品レビュー
どんなことでもハマる人がいるものだなあ、と思う。だが、この図鑑のコケのアップを眺めると納得もいく。普段何の気なしに通り過ぎたり、踏みつけたりしているコケも、よくよく見れば繊細で美しい。要はどのくらい興味をもって、一生懸命眺めるか、なんだと思う。夜空の星だって、道のかたわらの草むら...
どんなことでもハマる人がいるものだなあ、と思う。だが、この図鑑のコケのアップを眺めると納得もいく。普段何の気なしに通り過ぎたり、踏みつけたりしているコケも、よくよく見れば繊細で美しい。要はどのくらい興味をもって、一生懸命眺めるか、なんだと思う。夜空の星だって、道のかたわらの草むらの虫だって、興味を持たない人にとってはただの空だったり、ただのバッタでしかないが、それを一生かけて研究している人がいる。 ちょっとおもしろいのは、コケの種類の見分け方指南が載っていること。たぶんほとんどの人にとってコケはただのコケであって、種名なんか気にしないのだろうが、どんなことでも名前がわかるようになると楽しさがわかってきて、ハマる一歩手前だ。ぼくもちょっと本書を持って、コケ調べに出かけてみようかという気になった。この図鑑のポケットサイズのやつを出してほしいな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
山や森を歩いていると苔むした雰囲気に癒されることはあるが、コケをまじまじと見たことはなかった。そうだちょっと見てみよう、そんな些細な思いつきでこの本を手に取った。 コケは蘚苔類といって蘚類と苔類、ツノゴケ類の3種類に分けられるという。その違いは、まあ、読んでみればわかる。本著は繊細なミクロの世界を綺麗な写真で紹介している。はじめからおわりまでほんとに著者の眼差しのまま丁寧に作られている。出版当時の著者は前期高齢者のようだ、そんな著者のコケへの愛着を感じる一冊だ。 ページをめくってみると優しい眼差しを感じることができる。
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僕の「苔好きレベル」は著者のそれと比べたら、 もう全然及ばない 苦笑。読んでいて、あまりの奥深さにめまいを覚えてしまった 笑。 「美しくもあやしいコケワールドへいざないます」とのことだったが、めまいだけで終わってしまうのは悔しいので、「コケテラリウム」の世界へ何とか読んだことを応...
僕の「苔好きレベル」は著者のそれと比べたら、 もう全然及ばない 苦笑。読んでいて、あまりの奥深さにめまいを覚えてしまった 笑。 「美しくもあやしいコケワールドへいざないます」とのことだったが、めまいだけで終わってしまうのは悔しいので、「コケテラリウム」の世界へ何とか読んだことを応用していきたい。僕のコケテラリウムは現在7つ。去年に始めたが、その初期のコケテラリウムはなんと、全国版の小冊子に載ってしまった、「兵庫県N.Iさん」 という名前で 笑。 ということで、これからもコケも楽しんでいきます。
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図鑑として保有している。苔は品種が多く野山で見極めるには難しい。特徴がまだわからないため、この書物は有益だ。
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顕微鏡で見るコケの世界を写真付きで紹介されている図鑑。基本情報プラス顕微鏡で拡大した時に見えるコケの姿、似ているコケの見分け方など細かい情報も出ているのでとても満足。 気に入ったコケを使ってテラリウムを作ってみたい
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