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クレプトマニア・万引き嗜癖からの回復 の商品レビュー

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2019/08/22

自分自身がかつての万引き常習者であり回復継続中だという著者(弁護士)による、万引き嗜癖とその回復のための本。アメリカでは2004年に出版されたみたいだけど、日本での翻訳は2019.7出版と、つい最近。 本は、著者自身の体験談と他2人の体験談、著者の考察やメソッドの紹介、実際の演習...

自分自身がかつての万引き常習者であり回復継続中だという著者(弁護士)による、万引き嗜癖とその回復のための本。アメリカでは2004年に出版されたみたいだけど、日本での翻訳は2019.7出版と、つい最近。 本は、著者自身の体験談と他2人の体験談、著者の考察やメソッドの紹介、実際の演習教材等といった構成です。 当然かもしれないけど万引き常習というのは日本だけの問題でないんだなとわかりました。 著者が立ち上げたCASAという団体は万引き常習からの離脱の自助グループだけど、これへの参加理由は60%が裁判所からの指令とのこと。この辺は制度の違いをかんじました。 著者は、万引する人の7分類とその割合のところでクレプトマニアを衝動制御障害とし、これとはべつに「嗜癖・強迫的窃盗者」という分類を設定して、この設定に万引きの8割弱が当てはまるとしています。

Posted byブクログ