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50歳からのむなしさの心理学 の商品レビュー

3.4

10件のお客様レビュー

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2024/03/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前提として、 人生半ばまで無難に生きてきたけど、何か物足りない。 漠然と「むなしい」、と感じる人が対象かと思った。 (自分より恵まれた人生に対する嫉妬とそれを気にしてしまう自信のなさによる「むなしさ」、つまり『何しても自分はダメだ』的な「むなしさ」とは違う気がした。) 読みやすい文章かと思う。 要所々々でそうかもな、といった言葉が並ぶ。 P84-88で紹介される言葉たちとP114-119の内発的動機づけに関する実験、第5章が印象に残った。 自己実現(ありのまま自分らしく生きること)のために没頭出来る、感情が揺さぶられる能動的な趣味を持とう! 仕事だけに生きず、地域社会や若い人とも関わろう! そう筆者は伝えたいのだろうと私は思った。 違うかったらごめんなさい。 忙しい諸氏は第5章だけでも読めば、(男性視点寄りな箇所もあるが)実践的な生きるヒントを得られるかもしれない。

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2022/06/29

50を迎える心情は、納豆することが多かったが、結局、どうすべきかは、自分で考えるという結論であった。

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2022/01/20

心理学の先生が書いた本なので、堅い内容かと想像していたが、読みやすいものだった 51になった自分には、むなしさの正体が理解でき、今後の過ごし方に大いに参考になり、大変心強く感じた 趣味や経験のない仕事やボランティアやスポーツ、挙げるとキリがないがいろいろ試して、自分の人生後半にや...

心理学の先生が書いた本なので、堅い内容かと想像していたが、読みやすいものだった 51になった自分には、むなしさの正体が理解でき、今後の過ごし方に大いに参考になり、大変心強く感じた 趣味や経験のない仕事やボランティアやスポーツ、挙げるとキリがないがいろいろ試して、自分の人生後半にやりたいことを見つけようと誓った

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2022/01/02

自身の置かれた状況の参考にしたいと思い手に取った本書。 これという解答に出会うことはなかったが、心に響く箇所は多くあった。 解答は自分の頭で考えて導き出すしかない、と理解した。 特に印象に残った箇所は以下の通り。 ◆結局のところ、だれもが自分の人生に意味があると思いたいのだ。...

自身の置かれた状況の参考にしたいと思い手に取った本書。 これという解答に出会うことはなかったが、心に響く箇所は多くあった。 解答は自分の頭で考えて導き出すしかない、と理解した。 特に印象に残った箇所は以下の通り。 ◆結局のところ、だれもが自分の人生に意味があると思いたいのだ。そうでないと前を向いて生きていけない。人生は思い通りにならないことの連続と言ってよい。大きな挫折感に苛まれることもある。それでも前向きに生きていけるのは、そんな人生に意味を感じることができるからだ。人生におけるむなしさに打ち克つことができる人は、人生を意味づける方法を心得ている。(P.46) ◆目的だの結果だのを求めずに、行為そのもの、行為すること自体に意味を感じる生き方。行為の結果から何がもたらされるかなどは考えずに、目の前のすべきことに没頭する。案外それが人生というものなのかもしれない。自分が携わっていることの全貌が見えるようなことは滅多にない。そうであるなら、行為そのもの、生きていること自体、日々の生活の繰り返しの中に、充実感が得られれば、それは満ち足りた人生と言えるのではないか。(P.113) ◆こうした相補的な機能によって、人間はより全体的な生き方へと自己を実現していくことができる。たとえば、外向的に生きてきた者は、より全体的な生き方をするために、まだ発達していない内向性を開発することが必要となる。それによって、ものごとを総合的に判断できるようになる。同様に、思考機能を優先させて生きてきた人にとっては、まだ未熟なままである感情機能を開発することが、幅広い生き方につながる。(P.144-145)

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2023/04/17

なるほどなと思える事、参考になる事もあるのだけれどもこれは今までの人生でも得てきた事がある人が今後どうしていくかが前提になっているので、今もこれからもどうしようと考えている私にはちょっと違うかなと。 でも、50歳になる前に何か見つけられると良いな。 再読。 改めて読んでみて良か...

なるほどなと思える事、参考になる事もあるのだけれどもこれは今までの人生でも得てきた事がある人が今後どうしていくかが前提になっているので、今もこれからもどうしようと考えている私にはちょっと違うかなと。 でも、50歳になる前に何か見つけられると良いな。 再読。 改めて読んでみて良かった作者の言葉。 ・思い悩むとき、すでに前向きの一歩を踏み出している。 ・虚しさに押し潰されそうな思い、それはより良く生きたい気持ちのあらわれ。 ・こんな自分はイヤだと自己嫌悪する、それは向上心が強い証拠だ。

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2020/05/16

なんだかあまり心に響くものがありませんでした。特に第1章は読んでいるだけで暗い気分になってしまいます。著者自身もこの本のタイトル通りの経験をしていることがうかがえます。 最後まで読んでもどうすればその「むなしさ」を克服できるのか、いまひとつピンとこないのは気のせい? むなしさを...

なんだかあまり心に響くものがありませんでした。特に第1章は読んでいるだけで暗い気分になってしまいます。著者自身もこの本のタイトル通りの経験をしていることがうかがえます。 最後まで読んでもどうすればその「むなしさ」を克服できるのか、いまひとつピンとこないのは気のせい? むなしさを感じている人を励ますどころか余計に落ち込んでしまうような内容にも思えます…。

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2020/01/19

この1、2年自分を苦しめていたものの正体が何となくわかったように思う。だからといって悩みが解決するわけではないのだが、自分が苦しんでいることには意味があるのだと分かって少し気が楽になった。

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2019/12/18

何か違う、何か物足りない、というのは変革のシグナル。後ろ向きにならず、前向きに悩み、納得のいく人生に向けて一歩を踏み出すためのヒントを示す。フランクル、神谷美恵子他多数の至言を引用して読者に寄り添う。 引用されている沢山の言葉を見ていると、昔から、考え尽くされ語られ尽くされてい...

何か違う、何か物足りない、というのは変革のシグナル。後ろ向きにならず、前向きに悩み、納得のいく人生に向けて一歩を踏み出すためのヒントを示す。フランクル、神谷美恵子他多数の至言を引用して読者に寄り添う。 引用されている沢山の言葉を見ていると、昔から、考え尽くされ語られ尽くされていること、そして誰でも簡単お手軽な答えもないってことがわかる。

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2019/09/11

いつまでも若さに執着せずに、成熟の価値を認め、成熟への道を歩む覚悟が必要。 お金の面とかは全く書かれてない。 経済的にゆとりがある人向けのような気がする。

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2020/06/12

「こんなはずじゃなかった」。 人生も半ばを過ぎ、50歳の声を聞く頃になると、無性にむなしくなる!体力も気力も、そんなに低下していないはずなのに、 病院の行く末を思うと焦りに駆られ「残り時間が見えてきたのに、このままでいいのだろうか」?との思いにさいなまれる。 しかし、それらの感情...

「こんなはずじゃなかった」。 人生も半ばを過ぎ、50歳の声を聞く頃になると、無性にむなしくなる!体力も気力も、そんなに低下していないはずなのに、 病院の行く末を思うと焦りに駆られ「残り時間が見えてきたのに、このままでいいのだろうか」?との思いにさいなまれる。 しかし、それらの感情は「変革の時を迎えている」とのシグナルである。 現状に満足していないからこその「向上心」のあらわれなのだ。むなしさをきっかけに、前向きに迷い、悩み、揺らぐことのない「生きる意味」をつかむ。心の危機をチャンスに変える。人気心理学者が、むなしさの正体を解明し、自身の苦しかった体験を踏まえて、「納得のいく人生」への道筋を示す。 人生の折り返し点で思い惑う「あなた」も、きっと、たしかな一歩を踏み出せる! 〔目次から〕 第1章 50歳前後のむなしさの正体 第2章 心の危機は軌道修正のチャンス 第3章 むなしさと向き合う言葉 第4章 もがくことこそ、自己実現への道 第5章 とりあえず「何」をするか 2020:6-12再読

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