無対価組織再編・資本等取引の税務 の商品レビュー
無対価組織再編における資本等取引に焦点を絞った意欲作。内容的には佐藤会計士の書籍なだけに相当マニアックだ。グループ法人税制、自己株式の処理、無償取引における時価課税などかなり応用的な論点が連発。基礎知識がないと通読厳しい。自信のある方、その道の専門家には通読を薦める。
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本書は、平成23年度に発売された「グループ法人税制における無対価取引の税務Q&A」の改訂版である。 組織再編だけでなく、無対価での資本等取引についてもまとまっており、実務を行う上で是非手元に置いておきたい一冊である。 私がこの本を購入した目的は、無対価での自己株式の取得に...
本書は、平成23年度に発売された「グループ法人税制における無対価取引の税務Q&A」の改訂版である。 組織再編だけでなく、無対価での資本等取引についてもまとまっており、実務を行う上で是非手元に置いておきたい一冊である。 私がこの本を購入した目的は、無対価での自己株式の取得について調べたかったからであり、非常に勉強になった。 また、無対価とは関係ないが、任意組合等が発行済株式の全部を保有している場合の完全支配関係についても言及されており、こちらも参考になった。また、実務上は、投資組合が株主にいる場合(上場企業など)の別表2の書き方にも流用できるものと思われる。
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