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剣樹抄 の商品レビュー

3.6

26件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

    9

  3. 3つ

    8

  4. 2つ

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2021/02/15

歴史小説というより時代小説ですが、同じく冲方丁さんの「光圀伝」からつながるお話ですね。未解決の伏線が残る終わり方で、続編が気になります(^^)

Posted byブクログ

2021/01/12

3.5 あの「天地明察」の冲方丁さんの作品… 期待通りの読み応えで進んで行くが、 あれ…? 尻窄みの結末? 最愛の父親を、旗本奴に意味もなく嬲り殺された少年・六維了助は、復讐を心に誓い自己流で剣を磨く日々を送っていたが、ある日幕府の隠密組織の一部、拾人衆を率いる水戸光圀の目...

3.5 あの「天地明察」の冲方丁さんの作品… 期待通りの読み応えで進んで行くが、 あれ…? 尻窄みの結末? 最愛の父親を、旗本奴に意味もなく嬲り殺された少年・六維了助は、復讐を心に誓い自己流で剣を磨く日々を送っていたが、ある日幕府の隠密組織の一部、拾人衆を率いる水戸光圀の目に留まり召し抱えられる。 だが、光圀その人こそが了助の…

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2020/12/28

捨て子を保護し、諜者として育てる幕府の隠密組織〈拾人衆〉。これを率いることになった水戸光國と、幼い頃に父を旗本奴に殺された無宿人の了助。この二人をメインに物語は展開します。 そういえば、同著者の「光圀伝」を読んだのが約七年前。 冲方さんは光國がお好きなのですかね。 この光國に見い...

捨て子を保護し、諜者として育てる幕府の隠密組織〈拾人衆〉。これを率いることになった水戸光國と、幼い頃に父を旗本奴に殺された無宿人の了助。この二人をメインに物語は展開します。 そういえば、同著者の「光圀伝」を読んだのが約七年前。 冲方さんは光國がお好きなのですかね。 この光國に見いだされた了助が、〈拾人衆〉に加わり、様々な人たちと出会い成長をしていく姿は楽しく読めます。 並行して、殺人を繰り返し“明暦の大火”の首謀者と思われる犯罪集団を追いかける、光圀率いる拾人衆の捜索が大筋のテーマなのですが、個々のエピソードは面白いのに、全体の流れがちょいとぼんやりしている印象です。 中でも、とんでもなく強くてクレイジーな、錦氷ノ介との対決はその都度手に汗握るものの氷ノ介の悪運の強さと、不死身っぷりにため息がでます。 ラストも結局決着がついていないのですが、どうもまだ続くようです。 了助に対する光國の罪も真相を知る時がくるのか等、続きがあるならその辺の展開も気になりますが、いつ読めるのでしょうね。

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2020/12/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2020.12 うーん なんか中途半端な感じがする小説。シリーズになるらしいけれどテレビ小説の台本なら納得できるかな。

Posted byブクログ

2020/10/22

期待していたほどではなかった。 確かに読み易かったが心に響くとこもなくグッと来る所もなく淡々と読み進めた。 一番気になるのが何故「光圀」だってことだ。 別に助さん角さんがいないからではなくヨボヨボの爺ではないからでもなく、何で光圀じゃないといけないか光圀である意味が全く分からなか...

期待していたほどではなかった。 確かに読み易かったが心に響くとこもなくグッと来る所もなく淡々と読み進めた。 一番気になるのが何故「光圀」だってことだ。 別に助さん角さんがいないからではなくヨボヨボの爺ではないからでもなく、何で光圀じゃないといけないか光圀である意味が全く分からなかった。 内容と全く関係ない気がしてちょっと面食らった。 まあ、ホントの光圀をよく知らないのもあるが。

Posted byブクログ

2020/02/16

・特殊な能力を持つ子供達の集団、「拾人衆」の了助という少年が主人公の時代劇小説。若い頃の徳川光圀も主要キャラ。主人公は了助ではあるが、光圀の若い頃を描いているので、アニメ版鬼平のような「前日譚」的な趣もあり。登場人物の中には Wikipedia などで検索すると発見がある人物もい...

・特殊な能力を持つ子供達の集団、「拾人衆」の了助という少年が主人公の時代劇小説。若い頃の徳川光圀も主要キャラ。主人公は了助ではあるが、光圀の若い頃を描いているので、アニメ版鬼平のような「前日譚」的な趣もあり。登場人物の中には Wikipedia などで検索すると発見がある人物もいる。 ・時代は家綱、綱吉だから「旗本退屈男」と同時代の話ということか。短編のエピソードで構成されていて、意外と重たい蹉跌もあったりするが、基本は笑いあり、涙ありの楽しい活劇。この「蹉跌」のおかげもあって、続きが気になる。

Posted byブクログ

2020/01/30

今年1冊目。 久々の歴史物。 登場人物が多くて中々読み進めるのが難しかったが、 半分からは集中して読めた! 赤ちゃん産まれるまで何冊読めるかな? 産んだ後は読書どころじゃないかな??

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2020/01/19

やっぱり面白いね冲方さんの時代小説は! 主役たちがガキどもで、一番手は無宿者だった父子の父を無惨に殺された子ムイリョウスケ六維了助だ。独学の闘技を買われて何故か水戸光國が統べる拾人衆の一員に引っ張られる。ここでは6話の構成になっていていずれも面白いけど、一番気に入ったのは「勧進相...

やっぱり面白いね冲方さんの時代小説は! 主役たちがガキどもで、一番手は無宿者だった父子の父を無惨に殺された子ムイリョウスケ六維了助だ。独学の闘技を買われて何故か水戸光國が統べる拾人衆の一員に引っ張られる。ここでは6話の構成になっていていずれも面白いけど、一番気に入ったのは「勧進相撲」だった♪ 折しも丁度 初場所中で 大相撲ルーツの一端を知ることも出来て良かった。さて、未完結のカタチで終わっているので又会うのが楽しみですよね。

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2019/11/28

江戸時代初期が舞台の活劇と言ったらいいのだろうか。異能者集団の少年とその上司たる若かりし日の水戸光圀が主人公。ただ、異能者集団の少年少女たちは、まるでサイボーグ009のようで、まずその設定に馴染めない。話の内容も結局何を見せたかったのか最後までわからなかった。

Posted byブクログ

2019/09/04

光圀の過去の過ちが物語のベースにあって、それが主人公のまっすぐな気性に将来どう影響するか気になるところである。それはまあ置いといて、物語は極上のエンターテインメントに仕上がっている。剣術や火付け野盗との駆け引き、仇討、親子の情など史実虚実入り乱れて面白く、また了助の成長譚としても...

光圀の過去の過ちが物語のベースにあって、それが主人公のまっすぐな気性に将来どう影響するか気になるところである。それはまあ置いといて、物語は極上のエンターテインメントに仕上がっている。剣術や火付け野盗との駆け引き、仇討、親子の情など史実虚実入り乱れて面白く、また了助の成長譚としても楽しみだ。

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