ヒストリエ(11) の商品レビュー
武力で叩きのめしたかと思えば_次は懐柔_敵勢力の分断と_迅速な外交戦略 没落したオレスティス豪族 地位あるマケドニア貴族 「心がない」ってのも場合によっちゃ武器になる 理不尽に喧嘩を売られた場合は「正義」の心構えて立ち向かい_時に勢い余って相手を殺してしまう事もあるだろう それは...
武力で叩きのめしたかと思えば_次は懐柔_敵勢力の分断と_迅速な外交戦略 没落したオレスティス豪族 地位あるマケドニア貴族 「心がない」ってのも場合によっちゃ武器になる 理不尽に喧嘩を売られた場合は「正義」の心構えて立ち向かい_時に勢い余って相手を殺してしまう事もあるだろう それは王宮内で少々退屈に日々を務める兵達への福利厚生の意味合いもなくはなかったが まるで底知れぬ悲しみと…そして怒り
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キングダム好きな人は、たぶん好き。 舞台は古代ヨーロッパ。 東征まで行ったヨーロッパの王、アレクサンドロス大王に仕えた書記官エウメネスが主人公。 発刊ペースが2年に1冊の超スローペース。 そろそろ12巻出そうな気もする。
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疑心が謀略を生む宮廷劇。 フィリッポス王はアレクサンドロスを疑っている。 将軍としては優秀でも統治者としてはどうなのかと。 謀り謀られ嵌められる。 毒女、王妃オリュンピアスの反逆が始まる。 次巻の活躍に期待です。
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正統派な立身出世ものでほとんど俺TUEEEだろという感じすらあるのにめちゃめちゃ面白い。もしくはあるゆえなのか?
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新キャラ・パウサニアス登場。そしてほぼパウサニアスの巻となっている。アレクサンドロス王子と瓜二つながら、獅子に抉られた傷痕が痛々しいその相貌。歴史は彼にどのような運命を割り当てるのか……終盤、オリュンピアス王妃を狙う暗殺集団に独り対峙するネオプトレモス。パウサニアスとの一騎討ち。...
新キャラ・パウサニアス登場。そしてほぼパウサニアスの巻となっている。アレクサンドロス王子と瓜二つながら、獅子に抉られた傷痕が痛々しいその相貌。歴史は彼にどのような運命を割り当てるのか……終盤、オリュンピアス王妃を狙う暗殺集団に独り対峙するネオプトレモス。パウサニアスとの一騎討ち。そんな最中に交わされる、王妃とパウサニアスの滑稽なやり取り。それを見やるネオプトレモスの心の声がいちいち面白い。
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マケドニア王のフィリッポは、脚の怪我のため一休みか。しかし、その間ただ休んでいるわけではない。何かしら次の一手を打っている。主人公のエウメネスは、それに積極的に関わりたいわけではないのだが、結果的には大いに関わってしまっているわけだ。なんていうか、その間の具合が面白い。冷静すぎる...
マケドニア王のフィリッポは、脚の怪我のため一休みか。しかし、その間ただ休んでいるわけではない。何かしら次の一手を打っている。主人公のエウメネスは、それに積極的に関わりたいわけではないのだが、結果的には大いに関わってしまっているわけだ。なんていうか、その間の具合が面白い。冷静すぎるやつ(主人公もそうだが)、やたらと必死なやつ、それぞれに面白いが、岩明均のコミックに共通のあっけらかんとしたほのかなユーモアが背景に流れている。これが結構魅力的なのだ。さて、読み終わってしまったので、また2年次の巻を待たないといけないのかあ、やれやれ。いいところで終わったんだよなあ。
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刊行の間隔が…長過ぎる…。そこに描かれていることは理解できるんだけど、全体の流れがほとんど掴めていない感じ。完結したときにもう一度まとめて、とは思うけど、そのときにはまた別の読みたい作品があるだろうし、結局そのままになりそうな予感。その前に、まだ全然終わる気配なんかしないし。
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王子アレクサンドロスに瓜ふたつの姿と、その顔に獅子による傷を持つオレスティス人・パウサニアスについて語られる第11巻。感情の起伏が殆どなく「心がない」とも評されるそのキャラクターが、物静かで危うげでとても魅力的。 主人公・エウメネスも、出番は少ないながら策士らしい見せ場がある。 毎巻文句なく面白いのだけど、物語の進展は遅い。首を長くして次巻を待ちたい。
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困った。 毎巻ごとに前巻までの話を結構忘れているんである。 それなのに毎巻面白いんである。 困った。
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