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#日本ヤバイ の商品レビュー

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2025/02/01

2019年の出版なのでコロナ前の課題認識だと思うが、大して「ヤバイ状況」が変わっていない。よく国民民主は政策は良いが認知度が低く、少数議席で影響力が小さい事が課題と言われていたが、今ではキャスティングボードを握るポジションを確保。党首の女性問題もあまりダメージを食らわなかったと私...

2019年の出版なのでコロナ前の課題認識だと思うが、大して「ヤバイ状況」が変わっていない。よく国民民主は政策は良いが認知度が低く、少数議席で影響力が小さい事が課題と言われていたが、今ではキャスティングボードを握るポジションを確保。党首の女性問題もあまりダメージを食らわなかったと私は思うが、実際どうかは不明。外国のハニトラに引っかからないようにさえして貰えば、現時点ではどうでも良い。 本書で国民民主の政策の一部を理解できるが、単に日本の課題を再確認するにも有益。支持政党は自由だが、あらゆる見方を知っておく事な重要。誰に任せてもダメだーと言わず、やはり理解して軌道修正していく必要がある。それでもダメなら海外移住すれば良い。だが、そこまででもないと判断して日本で暮らすならば、知るべきだと。 ー よく、年金財政が破綻するリスクを懸念される方がいますが、私は制度としては破続しない、もつだろうと思います(なぜなら年金財政がもつように年金額を自動的に減らす仕組みが小泉政権の時に導入されているからです)。むしろ問題は、特に低年金(所得)者の方が、減った年金額で暮らしていけるのかという深刻な懸念です。所得代替率が先程の計算のように30%台に落ち込むとき、それで憲法が保障する「健康で文化的な最低限度の生活」が可能なのか。単身の高齢者が最低限必要な1ヵ月の基礎的消費支出は、厚労省の計算で7万2000円。他方、国民年金は満額もらっても6万5000円ほどです。この額は実質的にさらに減っていきます。とうてい、これでは生活できません。 ー アメリカでは、別名「フランケン・フィッシュ」とも呼ばれる、遺伝子を組み換えた「サケ」が開発されています。すでに米国食品医薬品局(FDA)が認可し、食用の動物としては世界初で、遺伝子組み換えではないサケと比べ、2倍の速さで成長するそうです。なんでも、大型鮭と深海魚の遺伝子を組み込み、通常は冬に成長が遅くなるところを、一年中成長できるようになったそうです。この遺伝子組み換えサケは、アメリカでも反対の声が強く、パブリックコメントで300万人以上の人が反対の声を上げ、8000店以上のスーパーマーケットが販売を拒否する事態になったそうです。 ー アメリカやオーストラリアでは、食用の牛や豚を育てる際、「肥育ホルモン」や「塩酸ラクトパミン」という薬物が使われています。早く成長するため、エサが少なくてすむ、赤身がふえるなどの効果があるそうですが、EUや中国、ロシアなどでは使用が禁止されています。日本では、国が残留基準値などを設定し、「安全」なものしか流通しないとされていますが、遺伝子組み換え食品と違って、使用したかどうかは表示されていません。 ー 2014年、超党派の議員連盟「硫黄島問題懇話会」のメンバーとして、日米合同の慰霊追悼顕彰式に出席するため、私も硫黄島を訪問しました。そのとき、島の南端にある摺鉢山で、米軍勝利の碑を見かけました。米軍の勝利の碑には、次のように書いてあります。「1945年2月23日 アメリカ海兵隊第5海兵師団第28海兵連隊第2大隊によりここに星条旗が掲げられた」 ー 今後、外国人労働者は日本よりも待遇や環境の良い他の国へと向うからです。日本が「雇い負け」する時代は、もうそこまで来ているのです。同時に、日本国内の引きこもり100万人への対策が重要です。彼らの半分でも労働市場に戻れば、34万人の外国人を入れるよりも、日本にとってプラスになります。そのためにも、孤独対策支援が重要です。私は「孤独対策担当大臣」を置くべきだと考えています。 「国民から血税を集める強大な権限を与えられたわれわれはノブリス・オブリージュを貫き、財政の本筋を曲げるな。政治家から悪者にされることを恐れるな」と。「忖度」ではなく、「嫌われる力」を取り戻してほしいという。嫌われても多勢のために尽くせる人間になる。尊い言葉だ。

Posted byブクログ

2024/11/03

著者、玉木雄一郎さんは、国民民主党の代表で、今回の衆院選での公約?で、いわゆる「103万の壁」の引き上げを目指しているようで、178万円位に引き上げたい考えのようです。 著者、玉木雄一郎さんは、ウィキペディアによると、次のような方です。 ---引用開始 玉木 雄一郎(たま...

著者、玉木雄一郎さんは、国民民主党の代表で、今回の衆院選での公約?で、いわゆる「103万の壁」の引き上げを目指しているようで、178万円位に引き上げたい考えのようです。 著者、玉木雄一郎さんは、ウィキペディアによると、次のような方です。 ---引用開始 玉木 雄一郎(たまき ゆういちろう、1969年〈昭和44年〉5月1日 - )は、日本の政治家、大蔵・財務官僚。国民民主党所属の衆議院議員(6期)、国民民主党代表(初代)。 ---引用終了 で、本書の内容は、BOOKデータベースによると、次のとおり。 ---引用開始 政治家や政府は隠している!国家の危機32の論点! ---引用終了

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2021/11/24

2021年衆議院選挙にて議席を伸ばした国民民主党。自分はこの党について、そして代表の玉木雄一郎さんについて何も知らなかったので、勉強のために手に取った。 内容は中々ためになった。32のトピックについて、その問題と対策が書かれる。トピックの具体例は、皇室、高齢化、北方領土、税制な...

2021年衆議院選挙にて議席を伸ばした国民民主党。自分はこの党について、そして代表の玉木雄一郎さんについて何も知らなかったので、勉強のために手に取った。 内容は中々ためになった。32のトピックについて、その問題と対策が書かれる。トピックの具体例は、皇室、高齢化、北方領土、税制など。筆者のスタンスはラフには理解できた。 カタログライクなので、政治問題や社会問題に疎い読者にとって、とっつきやすい入門書になるのではないかと思った。ただし、内容は薄く広くと言った感じなので、その先の深堀りはまた別の書籍に頼って欲しい。 (書評ブログもよろしくお願いします) https://www.everyday-book-reviews.com/entry/2021/11/22/%E3%80%90%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%80%91%23%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%83%A4%E3%83%90%E3%81%84_-_%E7%8E%89%E6%9C%A8%E9%9B%84%E4%B8%80

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2019/08/30

国民民主党の代表を務められている玉木雄一郎さんが現在の日本のヤバイところを挙げて解説して、その解決策が示されている本です。最近YouTubeで活動されているのを知ってこの本のことも知りました、最近政治に対して興味を持ち始めたので、とても勉強になりました。 あとがきに書かれています...

国民民主党の代表を務められている玉木雄一郎さんが現在の日本のヤバイところを挙げて解説して、その解決策が示されている本です。最近YouTubeで活動されているのを知ってこの本のことも知りました、最近政治に対して興味を持ち始めたので、とても勉強になりました。 あとがきに書かれていますが、今の日本がヤバイのは国民の政治への無関心が原因だと思います。(私もその一人なのでなんともいませんが) ヤバイ現状を知ってもらうため一人でも多くの人にこの本をとってもらえればと思います。

Posted byブクログ