東京ミドル倶楽部 の商品レビュー

嶋二(著者)

2024/10/04

☆4.0

ミドルエイジ専門のウリ専のお店「ミドル倶楽部」のスタッフそれぞれの恋愛模様をオムニバス形式で。
1巻は3カップル。
攻め×攻めが好きな身としては、好きだったのは3組目の「はじまりなんてそんなもん」という話。久川さんが磯貝さんに「初心者でも思い切り奥突けばいいよ」って嘘吹き込んで自分で墓穴掘って、ちゃんと後で回収してるところ萌えた。
2作目の「目覚める細胞」も良かったけど、親子…。複雑な気持ちになりつつ、でも、泣けるんだよなー。春一さんがかっこよかったので、より悲しい。
電子シーモアR18版　白線

2021/11/23

シーモアにて読了。同じ『ミドル倶楽部』に所属するおじさんたち(37↑上限なし)と、その客たちのオムニバス短編集。
二面タイプのおじ様×上司への片想いを断ち切りたいリーマン、好奇心で一度のつもりだった大学生×訳アリゆるふわ系おじ嬢、サイトで顔を見てもしやと指名した客(本職同期)×タチ専おじ嬢(リーマン)……計3CP。

各二～三話完結の短編ですがストーリーに奥行きがあり、いろんな事情や生活があるおじ嬢たちがとある一人の客と出会い、寄り添ったり添われたり、人生が変わっていくドラマのようなお話を楽しめます。
現代おじ様版遊郭物語みたいで面白かったです。
描き下ろしではそれぞれのその後のお話も読めます。

電子特典は『オーナー目線での嬢たちのその後』四コマ。