僕らの世界を作りかえる哲学の授業 の商品レビュー
哲学対話の始まりから実践方法まで詳しく書かれています。哲学カフェの情報も詳しい。積読だったのですが、もっと早く読むべきでした。
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※このレビューにはネタバレを含みます
哲学対話の実践について書いてある。 前半は教育、後半は大人の哲学対話実践や事例。 そして決まった方法はない。 考えても仕方ないとようなことを考えるとは? そもそも?問いがちになる。それは嫌われがちであるなと思うけど、なんでだろう? 哲学対話だったら安心して発言できるのは何故だろう? 何故って問われて答えを考えることが難しかったり分からなかったりしたときに、わからない自分に気が付ける人でありたいと思う。
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昨今、哲学カフェや哲学対話の手法を取り入れた授業が盛んに行われるようになっているが、かねてからの開拓者が哲学対話の手法や効果、実践記録をまとめたものが本書。単に抽象的な概念や思考を難解な文書で考察することが哲学だという面も間違ってはいないが、答えや先が見えない問いを問いとして問...
昨今、哲学カフェや哲学対話の手法を取り入れた授業が盛んに行われるようになっているが、かねてからの開拓者が哲学対話の手法や効果、実践記録をまとめたものが本書。単に抽象的な概念や思考を難解な文書で考察することが哲学だという面も間違ってはいないが、答えや先が見えない問いを問いとして問い抜く営みや態度を養うことが、そもそも哲学することに求められる姿勢である。その姿勢やスキル・センスを磨くためのヒントとしても、貴重な一冊になっている。
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正直、あんまり哲学対話にいいイメージはないけど、やってみないとわかんないからやってみる。新書だからあれだが、哲学対話と会話の違いについて、じゃあどうすれば会話じゃなくなるの、という、具体的ななにかが欲しかった。そういうもんじゃないのかもしれないのだけど。
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