旅がなければ死んでいた の商品レビュー
著者があとがきでまとめている。「出国直前に恋人にフラれた、アラサー独身彼氏ナシが、傷心のまま旅に出て、いろんな出会いを通して立ち直り、成長し、旅の最後の街で、恋に落ちて結ばれた話」。 トナカイ遊牧民ツァータン、ガヴドス島、ムスタン王国、カオコランド、アフリカバーン・・・・・。...
著者があとがきでまとめている。「出国直前に恋人にフラれた、アラサー独身彼氏ナシが、傷心のまま旅に出て、いろんな出会いを通して立ち直り、成長し、旅の最後の街で、恋に落ちて結ばれた話」。 トナカイ遊牧民ツァータン、ガヴドス島、ムスタン王国、カオコランド、アフリカバーン・・・・・。世界はまだまだ不思議に満ちていて、そして僕の知らない幸せな、楽しい時間を過ごしているたくさんの人がいる。えっ、そんなところがあるの? なに、そのイベント? というのがこれでもかと。そして著者は脱ぐ。ギリシャで、ナミビアで、南アフリカで、アメリカで。すぐ全裸になるのである。世界中、こんなにも全裸で過ごせる場所やイベントがあるのにもびっくり。世界は広いし、僕の常識なんて僕の周り半径1000Kmくらいでしか通用しないんだ、きっと、と思わせてくれる。いろんな人がいて、それがいいって思わせてくれる。この星はとっても豊かだ。
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世界一周しながら生きづらさの答えを探す著者の旅行記。 全く価値観の異なる人々との出会いやエピソードはどれもあたたかで、まるで自分が体験したことのように感じられるような著者の筆力には終始圧倒された。 読後は、著者がムスタンで出会った少年僧学校の校長から言われた『「自分にとって、...
世界一周しながら生きづらさの答えを探す著者の旅行記。 全く価値観の異なる人々との出会いやエピソードはどれもあたたかで、まるで自分が体験したことのように感じられるような著者の筆力には終始圧倒された。 読後は、著者がムスタンで出会った少年僧学校の校長から言われた『「自分にとって、よく生きる」とはなにか。』という言葉がしばらく頭から離れなかった。 自分のなかにある幸せのものさしを見直すきっかけをくれる1冊です。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
仕事が鬼多忙で精神すり減らして恋人と旅に出る筈が浮気されて振られて傷心のまま旅立つ。旅先では色々あるものの誘惑には負けず。 旅の最後にロス在住の日本人と出会い結婚する。 下ネタって程ではないものの(やっぱ下ネタかな)おっぱいや股間や全裸絡みの話しが出てくる。 表紙は全裸で水浴びしてる著者の後姿。 ま、でも一気読み出来た。 世界各地での様々な体験は、ああ行かないでも知って良かった、読んで良かったと思わせる。 ある高僧の話で、 1日に2回自分の人生について考える。 よく生きるとは? 人生の成功とは? いずれにせよ、ハッピーエンドは良いですな。
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凄い体験をしているような空気なのだがいまひとつ伝わってこない。写真がもっとたくさんあれば違ったかも。
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アラサー、独身、彼氏なしの女性のひとり旅の話で、旅のきっかけとしてはありがちな失恋をきっかけで世界一周に旅立った。女性のひとり旅では、かなり珍しいところも旅しており、ギリシャのヌーディストビーチや、ペルーにいるシャーマンの元で幻覚剤の体験など、なかなか聞いたこともない経験をしてい...
アラサー、独身、彼氏なしの女性のひとり旅の話で、旅のきっかけとしてはありがちな失恋をきっかけで世界一周に旅立った。女性のひとり旅では、かなり珍しいところも旅しており、ギリシャのヌーディストビーチや、ペルーにいるシャーマンの元で幻覚剤の体験など、なかなか聞いたこともない経験をしていて、次に旅するところの参考にすることが出来た。 ひとり旅は人生を変えることはあると思っているが、ツアーなどで旅行するだけでは奇想天外なことは起こりにくく、人生を変えるほどの経験は味わえない。発展途上国に行き不便さや生活の違い、人間の温かさ、考え方の違いを感じることで、自分の考え方が変わって少しずつ人生も豊かに感じてくるのだと思う。
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