世界を救う100歳老人 の商品レビュー
前作を読んだのはずいぶん前なのでうろ覚えなんだけど、前作でアランは運命の女性と出会っていなかったっけ?彼女は影も形もない。言及もまったくない。私の気のせいだったかな? この小説が発行されたのは2019年7月6日。この年の12月1日に新型コロナ感染症の最初の患者が中国の武漢で発症...
前作を読んだのはずいぶん前なのでうろ覚えなんだけど、前作でアランは運命の女性と出会っていなかったっけ?彼女は影も形もない。言及もまったくない。私の気のせいだったかな? この小説が発行されたのは2019年7月6日。この年の12月1日に新型コロナ感染症の最初の患者が中国の武漢で発症したと言われている。もしもこの本の執筆が半年遅れていたら、アランとその仲間たちは呑気なアスパラガス農家になれたかどうか。 この三年間で小説の主要登場人物の一人であるメルケル首相は退任したし、プーチンはプーチンの世界でしか正当化できない戦争を起こして、この21世紀を20世紀並みにみじめな世紀にしてしまった。 前作と変わらず楽しい作品ではあるけれど、現実世界の変化のスピードがあまりにも早すぎる。とはいえ、理解不能なスピードで進んでいく世界を理解するために、ヨナス・ヨナソンのような人はいるんだと思う。
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前作に続いて、アランの破天荒な旅は続く。あることをきっかけにして。 金正恩、トランプ、プーチン、そしてメルケル(やその側近)を巻き込んでの旅。 今回は“黒いタブレット”を片手に、世界を見つつ、危機を見事に乗り越えていく。 時に飄々と、時にものすごく前向きに考え、行動する。 ...
前作に続いて、アランの破天荒な旅は続く。あることをきっかけにして。 金正恩、トランプ、プーチン、そしてメルケル(やその側近)を巻き込んでの旅。 今回は“黒いタブレット”を片手に、世界を見つつ、危機を見事に乗り越えていく。 時に飄々と、時にものすごく前向きに考え、行動する。 実にあっぱれ。 各国首脳とのやりとりはくすくす笑いながら読んだ。 最後のメッセージ的なものは、101歳からの格言としてうけてめよう。
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前作を読み、割と気に入っていたので読んでみました。 な、なんだ…この楽しさは!! 読後感がどこか寂しくなるくらい、楽しい一冊でした。 ザビーネ、ユーリウス、アランおじいちゃんと世界旅行をしている気分になれました。 アランおじいちゃんの、黒いタブレット…iPadですか、アレにど...
前作を読み、割と気に入っていたので読んでみました。 な、なんだ…この楽しさは!! 読後感がどこか寂しくなるくらい、楽しい一冊でした。 ザビーネ、ユーリウス、アランおじいちゃんと世界旅行をしている気分になれました。 アランおじいちゃんの、黒いタブレット…iPadですか、アレにどハマりする姿が現代人の風刺的姿で良かったです。 お気に入りはネオナチのヨンニー。 ヨンニーって、ヨンニー…よんにー…42…死に…というデスタッチな名前で、まさに本気のデスメタル級な性格で、亡き兄の棺桶の話が好き。 笑い度は前作より増しています。 トランプ大統領で不覚にも、笑ってしまいました。 この作家、好きだな。
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歴史上の事件に深く関わり数奇な人生を送ってきた100歳の老人が主人公の続編。101歳となり破天荒な人生は続く。本作でも、トランプ、プーチン、金正恩、メルケルが実名で登場、彼らと妙な縁で絡み合いながら、予測不能ながらどんな展開が待ち受けているのか、期待を高めつつ読み進める。単なるド...
歴史上の事件に深く関わり数奇な人生を送ってきた100歳の老人が主人公の続編。101歳となり破天荒な人生は続く。本作でも、トランプ、プーチン、金正恩、メルケルが実名で登場、彼らと妙な縁で絡み合いながら、予測不能ながらどんな展開が待ち受けているのか、期待を高めつつ読み進める。単なるドタバタかと思いきや、最後には、作者のメッセージがさりげなく伝えられる、余韻ある終わりで閉じる。人生の醍醐味とは何か、主人公の楽天性にヒントが感じられる。
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さすがアラン!と、何度もつぶやいてしまった。 のんびり生きているようで、ものすごいことをやってしまう。 何者にも振り回されず、冷静に判断できる力が素晴らしい。その結果、人を救ったり、殺してしまっているけど、本人は気づいてなかったりもするところが何ともいえず好きだな。 メルケルさん...
さすがアラン!と、何度もつぶやいてしまった。 のんびり生きているようで、ものすごいことをやってしまう。 何者にも振り回されず、冷静に判断できる力が素晴らしい。その結果、人を救ったり、殺してしまっているけど、本人は気づいてなかったりもするところが何ともいえず好きだな。 メルケルさんに、ペーパーナプキンで手紙を書くシーンが好き。
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窓から逃げた100歳老人アランは、101歳になりタブレット片手に世界をめぐる。トラブルに遭遇し、なんとか生き延びるのは彼の宿命。トランプ、プーチン、金正恩、そしてメルケルもアランにはかなわないのか。 各国の首脳をも振り回しアランのアランっぷりは今回も面白い。タブレットに見入り、世...
窓から逃げた100歳老人アランは、101歳になりタブレット片手に世界をめぐる。トラブルに遭遇し、なんとか生き延びるのは彼の宿命。トランプ、プーチン、金正恩、そしてメルケルもアランにはかなわないのか。 各国の首脳をも振り回しアランのアランっぷりは今回も面白い。タブレットに見入り、世界の今を吸収するアラン。現世界の風刺をアランを通して描かれ面白い。どうしてこうなってしまうのか、どんな風に切り抜け、世界を救ってゆくのか、楽しく読めた。タブレットより得られる情報について、ネットの情報に疑問視するアラン、賢いね。
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前作から5年、ケータイもらったりタブレット持ったり、ジジイも進化してたり。前作も読み直したんやけど、他人に対してエラそうにだったり不機嫌に接したりしたら報いを受けんねんな、気をつけようと思いました(小学生並みの感想)。結局タブレットの通信代は最後までホテル持ちなのか?とか。ただ前...
前作から5年、ケータイもらったりタブレット持ったり、ジジイも進化してたり。前作も読み直したんやけど、他人に対してエラそうにだったり不機嫌に接したりしたら報いを受けんねんな、気をつけようと思いました(小学生並みの感想)。結局タブレットの通信代は最後までホテル持ちなのか?とか。ただ前作が世界を股にかけつつ時代もまたがってただけに比べるとちょっとインパクト弱いか、ってところで星1つ減。 あと、細かいこと言うと杉江松恋氏の解説でトランプ、プーチン、メルケル3人の大統領って書いてるけどメルケルは大統領やないよね、ドイツって他に名誉職みたいな(失礼)大統領いたよね、とか。
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The Hundred year old man シリーズの第二弾 前作『窓から逃げた100歳老人』からちょうど5年目 今度のアラン爺さんの旅もハチャメチャで命を狙われながら 偶然が重なり、うまく避けながら新兵器(タブレット)を使って 某国の密輸品を盗んでしまう やったことは悪い...
The Hundred year old man シリーズの第二弾 前作『窓から逃げた100歳老人』からちょうど5年目 今度のアラン爺さんの旅もハチャメチャで命を狙われながら 偶然が重なり、うまく避けながら新兵器(タブレット)を使って 某国の密輸品を盗んでしまう やったことは悪い事なのだけれど その行動が実にあっぱれである さすが100歳老人アラン・カールソン 2014年に映画化されたものは観ているし、前作も読んでいるが 今度の本はニヤニヤ顔が止まらなかった 前作を読んでいる読者は これも読んでおいた方がいいと思う
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