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それこそ青春というやつなのだろうな の商品レビュー

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8件のお客様レビュー

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2024/02/25

紛れもなくやついさんの内から出る文章だなとわかる。 まるでやついさんが話しているかのような一冊。 この本の構成は、面白いこと9割、人生における大事な言葉が1割。無駄が全くない。 笑えて、元気になれて、背中を押して貰える。

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2022/10/28

やたら詳細な記録とともに、エレキコミック・ラーメンズらの大学時代を描いたノンフィクション。やついさんの少しだけ突き放した文体と、愛のある人物描写。

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2019/12/04

読んで良かった。 帯やあとがきの「僕が今も続けていることは、全部大学時代にやっていたことだ」という言葉そのままで、読んでいたら先日ラジオで話していた、「単独ライブのネタ作りで集まったのに結局皆んなテレビに夢中になっちゃった」っていう話を何故だか思い出した。 本のタイトルもそうだけ...

読んで良かった。 帯やあとがきの「僕が今も続けていることは、全部大学時代にやっていたことだ」という言葉そのままで、読んでいたら先日ラジオで話していた、「単独ライブのネタ作りで集まったのに結局皆んなテレビに夢中になっちゃった」っていう話を何故だか思い出した。 本のタイトルもそうだけど、言葉選びがとても上手で、さすが芸人だなと思った。 「その日は名残惜しさからか、みんななかなか帰らなかった」という章タイトルに胸の奥がきゅっと鳴ったのは、このエッセイに引き込まれてしまい、自分も落研部員になったつもりで追体験していたんだろうな。 あと、コンビ名エレキコミックに込められた思いも良かった。

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2019/11/22

もともとファンでしたが、もっと好きになりました! 戦略的にサークルが大きくなっていく過程や、日常の楽しみ方というか、面白い事って普段から見方次第で溢れているんだなと思いました!

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2019/09/03

自分には青春なんていうたいそうな時期はなく、人の青春をぼんやり眺めて過ごしてきたと思っていたけど、それこそが青春というやつだったんだろうなということを思い起こさせてくれた。

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2019/07/21

20190721 僕らは何だか恥ずかしくなって、ヘラヘラしながら小さい声で言った。 「まさか~」 (p.13) 「スターがやってきたな」 (p.23) 結局、顔じゃない。やる気なんだって話! (p.34) 「MA-1の袖が焼けている」 (p.39) メカ落語は本当に面...

20190721 僕らは何だか恥ずかしくなって、ヘラヘラしながら小さい声で言った。 「まさか~」 (p.13) 「スターがやってきたな」 (p.23) 結局、顔じゃない。やる気なんだって話! (p.34) 「MA-1の袖が焼けている」 (p.39) メカ落語は本当に面白かった。僕はメカ落語のファンだった。 (p.97) そんな中、ある有名人がお子さんと通りがかり、「私は頑張ってる若い子たちを応援したいのよ」と4枚もチケットを買ってくれてビックリした。 (p.167) 「静かにしろ!貧乏人!」 (p.176) 「落研ロッ研協定」 (p.178) 「メリーポピンズみたいになるんじゃないかな?」 (p.191) すると小川くんは僕に言うのだ。 「ばばばばばば!」 (p.201) 「エレキへの道」 (p.234) 「一生懸命やるとかどうでもいいから、面白いことやってくれ」 (p.268)

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2019/07/17

さくさく読めて、ちゃんと面白い、 芸人やついいちろう氏のエッセイ。 改めて、芸人って作家なんだなと思わされる。 ベースは大学最強の落研を一代で作り上げた若者の奮闘と、 20年後の今につながるビジョンとアクションのお話。 特に大学お笑い日本一を決める大会の話は熱い。 淡々と語ら...

さくさく読めて、ちゃんと面白い、 芸人やついいちろう氏のエッセイ。 改めて、芸人って作家なんだなと思わされる。 ベースは大学最強の落研を一代で作り上げた若者の奮闘と、 20年後の今につながるビジョンとアクションのお話。 特に大学お笑い日本一を決める大会の話は熱い。 淡々と語られるけど、いちいち感情移入してしまい、 3年目のレギュレーション変更には「マジかよ!」と叫ぶ事になる。 ネタで笑いが取れなくとも人としてのおかしみを見出して そこに焦点を当てて成功に導くというプロデューサー視点を 大学生にして持っている著者(著者!)はさすが。 極めてフラットな視線で人や世の中を見つめていて その徹底した客観性と行動力に驚かされる。 お笑い芸人がやっているのは、つまるところ自分が面白いと思うものを、 他の人にも認めさせるためのプレゼンテーションであり、 そのための場を作ること。その領地の奪い合いにほかならない。 世の中に面白さの基準を持っている人は多くなくて、 誰かに「これって面白いよねー」と提示されたものに対して 「たしかに!」って言って笑っているのがほとんどの消費者なのだ。 それをするために知名度は凄まじく力を持つわけだけど、 それがほとんどなかった著者(著者!!)が、 自分というコンテンツを消費させる場所を 自分で作ってしまおうという発想に至り、実行していくのが本当に凄い。 その時どきでちゃんと恥をかくこと。 失敗を、ズルさを、嫌いな自分を笑いにすること。 そうすれば面白くない人なんていないんだ。

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2019/06/30

やついさんらしく淡々とした文章で書かれているけど、読み出すと止まらないドラマがあった。 青春小説として素晴らしいと思う。 作中でも 「面白くない人間はいない」 と言っていたけど、やついさんはどんな場面でもどんな人も面白がれる人だ。 それが根底にあるから、この本には性格に難あり...

やついさんらしく淡々とした文章で書かれているけど、読み出すと止まらないドラマがあった。 青春小説として素晴らしいと思う。 作中でも 「面白くない人間はいない」 と言っていたけど、やついさんはどんな場面でもどんな人も面白がれる人だ。 それが根底にあるから、この本には性格に難ありな先輩や、ネタをパクるズルい人、ダメな人間ばかりが出てくるのに全員に可愛げがある。 私もずっと好きだと思うことを続けて、自分の短所も可愛げに変えて生きていきたい。

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