山小屋ガールの癒されない日々 の商品レビュー
ブクオフで220円で安かったのでよんでみた。山小屋で働く知人の話と乖離がありました。山小屋も規模によって全然ちがう環境だと思います。…多分著者の山小屋はかなり恵まれてる方です…。色んな人が出てきますが、あまり興味は持てず(笑)ふーん、こんな山小屋もあるのか〜程度に読みました。ブロ...
ブクオフで220円で安かったのでよんでみた。山小屋で働く知人の話と乖離がありました。山小屋も規模によって全然ちがう環境だと思います。…多分著者の山小屋はかなり恵まれてる方です…。色んな人が出てきますが、あまり興味は持てず(笑)ふーん、こんな山小屋もあるのか〜程度に読みました。ブログを読んでから購入を判断してもよさそう。もう少し人生観とか深掘りが欲しかった。話が全体的に浅い。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
23歳の時、初めて北アルプスの山小屋でバイトをし小屋ガールに。以来、10年山小屋の生活を。衝撃の連続、常識を超えた世界の経験を書に。吉玉サキ「山小屋ガールの癒やされない日々」、2019.6発行。自然に癒やされるどころか、ハードワーク。ヘリ荷作り、歩荷、登山道整備(道直し)、小屋閉め作業・・・。山の荒天の凄まじさ。
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著者初読みです。 内容も文章も充分に癒されました(笑) 小屋泊ってどうしてあんなに楽しいのだろう。 スタッフの皆様にはただただ感謝するばかりです。 ...経済的にテント泊の方が多いのですが^^;
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図書館から借りた。普段見ないジャンルの棚に何故か目が行ったので借りてみた。 山小屋という見向きもしなかった特殊な環境で働いていた人の体験記。 体験記の内容よりもサキさんの考えの方に興味が出てきて、私も似たような考えを持ってると感じたところが結構あった。 女を捨てる、カテゴライズす...
図書館から借りた。普段見ないジャンルの棚に何故か目が行ったので借りてみた。 山小屋という見向きもしなかった特殊な環境で働いていた人の体験記。 体験記の内容よりもサキさんの考えの方に興味が出てきて、私も似たような考えを持ってると感じたところが結構あった。 女を捨てる、カテゴライズする人、マウンティングする人、同じ職場の人を恋愛でジャッジする、など。 読んでて「そうそう!」って何度も思ったし、分かりやすく言葉にしてくれてて嬉しかった。 初めの社会不適合者のところ。 この「社会」って実はたくさんあって、そのコミュニティごとに違うんだよね。 それをつい忘れてしまって、自分は社会不適合者なんだ、なんてどこに行っても生きずらいなんて錯覚する。 不適合なのは目の前の社会だけであって、このコミュニティじゃない別のところでは適合するかもしれない。 いくつか不適合な場面に出くわしても、「社会」は山盛りあるんだから自分が適合する社会に出会うまでいろいろ体験してみてもいいかもしれない。 なによりそんなことを理由に、自分を責める必要はない。 それをたった数行で表していて、うーんこの人の考え方好きだなぁ、なんて思った。
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変わった場所で働くことにとても憧れがあるので、山小屋で働くとどんな感じなのか詳しく知ることができて面白かった。 いろいろな人たちの将来に対する不安への向き合い方、働き方が垣間見えて、ちょっと視野が広がった気がした。
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友人の妹が一人登山好きで、山小屋で働きたいと言って母親に大反対され出来ないで居るという話を聞いて、山小屋って?と思っていたので、手に取ってみた。 私は山小屋に泊まるような登山はしたことがなかったので、山小屋で働くってリゾートバイトみたいなもんかなって印象だったけど、ちょっと違って...
友人の妹が一人登山好きで、山小屋で働きたいと言って母親に大反対され出来ないで居るという話を聞いて、山小屋って?と思っていたので、手に取ってみた。 私は山小屋に泊まるような登山はしたことがなかったので、山小屋で働くってリゾートバイトみたいなもんかなって印象だったけど、ちょっと違ってた。 この本を是非とも友人の母親へ渡してあげたい。 知ることで少しは不安解消できることもあるのではないかと思う(何が不安なのか聞いてないから無責任に言っちゃうけど)。 そして私もきっと、作者の様に特別山に興味がある訳じゃないけど、働いたら山好きになっちゃうかもな
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毎夏、北アルプスへ登山に行っている。登山の楽しみの大部分を占めるのが「小屋泊」である。天気が悪くとも、山小屋の食事や温かい雰囲気に、毎回客として癒されている。会社の後輩で、山小屋アルバイトを経験したことのある子(元、小屋ガール)がおり、この本を手に取った。 北アルプスへ行くように...
毎夏、北アルプスへ登山に行っている。登山の楽しみの大部分を占めるのが「小屋泊」である。天気が悪くとも、山小屋の食事や温かい雰囲気に、毎回客として癒されている。会社の後輩で、山小屋アルバイトを経験したことのある子(元、小屋ガール)がおり、この本を手に取った。 北アルプスへ行くようになって以来、10か所以上の山小屋にお世話になってきた。そのたび、小屋ガール&小屋ボーイの笑顔で迎えられている。客の側から見ていると、とても生き生きとしているのだが、多岐にわたる仕事、喜怒哀楽すべて共にする狭いコミュニティ、お風呂の無い?!生活の厳しさは容易に察しがつく。この本を読んで、想像を絶するものであることが分かった。 「山小屋バイトって実際どうなんですか?」なんてこと、とても恥ずかしくて小屋ガールには質問できないが、ずっと前から興味があったので、この本に出会えて本当に良かった。 今月も北アルプスへ行くが、これまでの分も含めて、感謝を込めて登山しよう。ちゃんと持ち物対策をして、山のルールを順守して、小屋ではスタッフの目をちゃんと見て、笑顔で「よろしくお願いします」「ごちそうさまでした」「ありがとうございました。」って言いたい。
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山小屋勤めの雰囲気がわかり、体験してみたくなった。 それぞれの章の終わりにある作者の提案や感想が、優しさを感じるし、なるほどなと思う。独特の環境で生活してきた作者としての感性だ。 →誰かのために怒っている人に「怖い」だなんて言わないでほしい。誰かのために怒る人は、怒らない人よりも...
山小屋勤めの雰囲気がわかり、体験してみたくなった。 それぞれの章の終わりにある作者の提案や感想が、優しさを感じるし、なるほどなと思う。独特の環境で生活してきた作者としての感性だ。 →誰かのために怒っている人に「怖い」だなんて言わないでほしい。誰かのために怒る人は、怒らない人よりも、あなたのことを思っているかもしれない。 →登山予定日に悪天候なら素敵なプランBを用意しておけば登山が流れたがっかりも癒される →起きてしまった事故を教訓に気を付けることも、安全登山の啓発をすることも、有意義なことだ。けれどそれは、亡くなった方を責めなくてもできると思うんだ。 →この人にも私の知らない顔があるんだろうな。そんな想像をしながら人と接すると、世界はより複雑で立体的で、キラキラしたものになると思う。
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「方向音痴って、なおるんですか?」を読んで笑って、 すぐ 吉玉サキさんの本を読みたくなって この本に到着しました。 まるで山小屋。 深刻さが微塵もなくて 気軽なエッセーでした。 北アルプスに登りたくなりぬ。
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北アルプスの山小屋というテーマに興味が湧き 楽しく読めた。 人との繋がりの大切さ、また筆者の考え方に 気付かされることも多かった。
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