つづくをつくる の商品レビュー
ロングセラー商品を「つくる、売る、流行、つづく」の4つのポイントで見る。特に「つづく」がどの商品も面白かった。 - 一保堂の茶舗 - 金鳥の蚊取り線香 - 崎陽軒のシウマイ弁当
Posted by
ロングセラーの商品について、4つの視点、つくる、売る、流行、つなぐ について取材に基づく内容。 京都の「誂え」思想が興味深かった。
Posted by
商品そのものやパッケージ等の「見た目」のデザインだけでなく、普段なかなか知る機会のない各企業の考え方も垣間見ることができて面白かったです。 カルピスの水玉、ふくやの包み紙、崎陽軒のシウマイ弁当の話が特に好き。
Posted by
ロングライフデザインを生み出した企業や個人の信条や工夫を知ることができてとても興味深く読んだ。 この本をきっかけに鶴屋吉信の和菓子を買ってファンになった。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「つくる」「売る」「流行」「つづく」 ふくや 70年間 同じ包装紙 デザインを開発してない 味は守らず、時代に合わせる。試食費用 月100万。 コクヨ 国誉 キャンパスノート 糊付け無線綴じ 嫌いが少ないデザイン採用 ミナペルホネン セールはしない トレンド追わず 直感で決める カルピス 1919/7/7発売 天の川銀河の誕生を水玉でイメージ 龍角散 水なしで服用するパウダータイプののど飴 200年以上前に誕生 ドリフのコントの白い粉
Posted by
もうね、本当にバラバラ。味のことばっかり考えてて、パッケージデザインはある意味“そんな感じ”で自前でやっちゃった明太子屋さんもあれば、パッケージが記憶に残るように計算されたヤクルトみたいな商品もある。こうすればロングセラーになるのか!みたいな解答はない。けれど、どの商品にも何かし...
もうね、本当にバラバラ。味のことばっかり考えてて、パッケージデザインはある意味“そんな感じ”で自前でやっちゃった明太子屋さんもあれば、パッケージが記憶に残るように計算されたヤクルトみたいな商品もある。こうすればロングセラーになるのか!みたいな解答はない。けれど、どの商品にも何かしら意志があり、こだわりがあり、それがパッケージや社員や売り方などに通底しているということは全てに共通しているのかもしれない。 2020.1.5追記 本当は「つづいた を つくる」なのかもしれない。つづくかどうかって結果論なところがある。明太子屋の事例はまさにそうな気がする。「つづく を つくる」とは意志なんだろうなあ。
Posted by
日経デザインと日経クロストレンドの記事の編集で、23件のプロダクトの長生きポイントが紹介された本です。 どれも開発プロセスに同じものは無いのですが、商品に関わる人の利他の精神と、ものづくりへの拘りが、結果として世の中に届いてロングセラーになっているのかと感じます。 それにして...
日経デザインと日経クロストレンドの記事の編集で、23件のプロダクトの長生きポイントが紹介された本です。 どれも開発プロセスに同じものは無いのですが、商品に関わる人の利他の精神と、ものづくりへの拘りが、結果として世の中に届いてロングセラーになっているのかと感じます。 それにしても、金鳥さんが脳波を調べているのには驚きました。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ナガオカケンメイ氏のロングセラーをベースとしたモノについて語る本。 ディーンアンドデルーカの横川社長は、デルーカさんたちの思想を元に、ニューヨークのブランドにこだわらず、拡大することよりも意味のあるお店を作りたいという思い。スタイルではなく考え方を重視する。Food is Heroという思想も素敵だ。おしゃれに外装内装を凝ることよりも、食べ物、素材が大切なわけで、冷たいものは石、温かいものは木、油分や水分があるものはステンレスなど、素材との相性も見ていく。 大日本除虫菊の蚊取り線香は秀逸だ。日本のロングセラーは、ヤクルトやスーパーカブ、龍角散のど飴まで、本当にいろいろな種類があり、それぞれに歴史と魂がこもっている。 つづくをつくるというテーマは、そのまま日本の強さでもある。大切にしたい文化だ。
Posted by
- 1