テキーラの歴史 の商品レビュー
メキシコの蒸留酒テキーラは、どの様に生み出され、どのように発展してきたのか。 神話時代からスペイン植民地時代、現代にいたるまでの歴史を明らかにします。 テキーラの作り方も詳しく書かれており、それぞれの会社の成り立ちや、確執も興味深いです。 テキーラをまだ知らない消費者に対しては...
メキシコの蒸留酒テキーラは、どの様に生み出され、どのように発展してきたのか。 神話時代からスペイン植民地時代、現代にいたるまでの歴史を明らかにします。 テキーラの作り方も詳しく書かれており、それぞれの会社の成り立ちや、確執も興味深いです。 テキーラをまだ知らない消費者に対しては、テキーラそのもの、あるいはそれぞれのブランドについて説明する必要がある。プレミアム・テキーラのメーカーの多くが心配するのは、アメリカ市場でも最近までは(EUでは今も)、消費者にとってのテキーラのイメージは、彼らがどんちゃん騒ぎのパーティーで安物をがぶ飲みした経験がもとになっていることだ。 ー 150ページ
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色々と面白く、楽しめた。 例えば、 ・テキーラの原料のアガベの生態や処理加工の方法 ・テキーラという呼称に至る経緯 ・テキーラの従兄弟的存在のメスカルとの関係 ・イモムシは入ってない、という謳い文句の意味 なんてなあたりがわかって、テキーラを飲む肴にするには十分な話があった。 ...
色々と面白く、楽しめた。 例えば、 ・テキーラの原料のアガベの生態や処理加工の方法 ・テキーラという呼称に至る経緯 ・テキーラの従兄弟的存在のメスカルとの関係 ・イモムシは入ってない、という謳い文句の意味 なんてなあたりがわかって、テキーラを飲む肴にするには十分な話があった。 テキーラといえば、自分はクイッとショットグラスで飲む、そしてライムをかじる、というイメージを持っていた。 この本の中で語られているところによれば、それは質の悪いもの、飲みにくいもののそのキツさ加減を隠すためにしていた昔ながらのスタイルであって、今出回っているテキーラは品質も高まって飲みやすくなっているから、その必要もなくなってきているとか。 勉強になる良い本だった。
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