ボスニア・ヘルツェゴヴィナを知るための60章 の商品レビュー
いつものエリスタの内容。 政治・歴史の項目は要約した。地方都市に関しては、概略が載っていて貴重。特にブルチュコやバニャルカ。なお、そこでの政治・行政に関する情報はない(=本書を取っ掛かりとして、あとは私自身で収集する必要がある)。
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前から刊行を心待ちにしていたので早々に購入したのですが、うっかり積読にしてしまい、このほどやっと読みました。 ボスニア・ヘルツェゴビナのみについて、丸々1冊ということでやはり読みごたえがありました。 ボスニア・ヘルツェゴビナについて記述されている図書自体は日本語でも多数あるわけ...
前から刊行を心待ちにしていたので早々に購入したのですが、うっかり積読にしてしまい、このほどやっと読みました。 ボスニア・ヘルツェゴビナのみについて、丸々1冊ということでやはり読みごたえがありました。 ボスニア・ヘルツェゴビナについて記述されている図書自体は日本語でも多数あるわけですが、歴史や政治・民族問題についてフォーカスされていることが多いような印象です。ですので、とくに第3節の「多様な地域、多様な人々」や第6節「文化」のあたりに知らない事柄が多かったです。第3節を読むと、ボスニア・ヘルツェゴビナのさまざまな地域を巡ってみたい!という気持ちになります。 個人的には第5節の「社会・生活」が一番興味深かったです。ボスニア・ヘルツェゴビナのさまざまな問題を含んだ現実があって、またそれを何とか乗り越えようとしている人々がいて、というところがやはりこの国に惹かれる理由なんだろうなぁと改めて思いました。 これからも、この国のことを気にして、いろいろと知っていきたいと思うことができる1冊でした。第38章に出てきたボスニア鍋が大変美味しそうで、食べてみたいです。
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