dele(3) の商品レビュー
まだ続きそうでもあり、これで終わりそうでもある。 主人公二人の関係は清算されたけど、ラスボス兼救うべきヒロインみたいな夏目との関係はどうなっていくのか、そもそも続くのか、が気になります。
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「リターン・ジャーニー」の内容はdele.LIFE(圭司)最大の危機。 今までは祐太郎の心の葛藤に焦点を当てた話が多かったが、ある意味"国家"が舞台の壮大な話であった。 「スタンド・アローン」は悲しく重たい話。結末も予想できなかった。 両作品ともにナナミの活躍が目立った。
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前巻に続き壮大な話になったと思ってら2話目はまた元通り。夏目の件もスッキリしないしなんか中途半端かなと思った。まだシリーズ続いてそうな感じ 幼なじみの子が全然出てこなくて残念。サラッとでも進展展開あれば嬉しい
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ドラマ化されたdeleの原作続編3作目。 もちろんドラマの話とも違い完全新作。 てっきり前巻で解散したかと思いきや、今作で再結成した模様、しかも新たに一人加わった感、またこれがいい味出してます。 これからはミツメの話を中心に流れていくんだろうなぁ。 再結成後のこれからのエピソードもワクワクするし、ミツメの話もどのように展開していくのか、気になって仕方がない。 早くも続編が読みたい。
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前作で、祐太郎の意図しない働きかけで妹の鈴の死の真相が明らかになってしまい、責任を感じている所長の圭司からしばらく来なくていいと言われて終わる。 本作では遺品整理のバイトを始めて数か月経つ祐太郎のところに、圭司の姉の舞が訪ねてきて圭司が行方不明だと話す。前作で依頼人の友だちとして登場したナナミの協力を得て探し始め、ネットの世界で恐れられている圭司の元同僚、夏目が絡む不正に巻き込まれていく話。国家的な不正が絡む壮大な話、夏目の正体、夏目の思想、圭司との関係が明らかになっていくスリル感がある。圭司と祐太郎の関係が修復されていつものやりとりがまた出てくるのも嬉しい。 もう1編は自殺した女子中学生のお話。いつも皆の話を笑顔で聴き、誰からも愛されていた少女が削除依頼したデータは何か。抱えていた闇は何だったのか。復活した圭司と祐太郎のコンビが少女の想いに答えていく。ナナミも大活躍。中学生らしい友だちへの嫉妬や羨望、SNS上の陰口、両親の問題は辛くリアルな問題として心に刺さる。
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えーっ!3巻!って思いつつ、2人の再会が気になって読んでみたけれど、2巻のままで終わらなくてよかったって思ったのが正直。 「リターン・ジャーニー」は前作までちょいちょい出てきた夏目がいよいよ出てくる。ラスボス感あるけど、夏目の方が人間として扱われてないような気がして……。神格化されてると言うか。 「スタンド・アローン」はナナミがいたから、こんな結末になれたのかなって思った。聞きすぎて、逆に自分からは何も発信することが出来ないってしんどい。いや、「私はする方じゃない」思って、言えなくなっていったんだと思う。周りから見れば良い子だけけれど、吐き出し口がなければ、どんどん苦しい。子どものうちに死ねればとは簡単に冗談に言えるけれど、誰かが「あなたの本当の気持ちも吐き出して良いんだよ」って言えたら違っていたのかなとか、イフを考えてしまう。 次あるとしたら、夏目かなあ……。
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続きが出ると思っていなかったので嬉しい。 ナツメとは決着つかず、てことは次もあると思っていいのかな? 再登場のあの子が、新しい選択をすることができてよかったな。 祐太郎の、素朴な喋り方が好き。
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2019.07.01~07.02 TVドラマを見てしまったので、人物が山田君と菅田君なんだよね。彼らのイメージが離れない。それは、素敵なことなんだよね。 dele2で悲しい終わり方をしていたので、3ですっきりした。
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前作で終わりと思っていたら、続きが出ちゃったよと思って手に取った3巻目。 前作から3,4か月、あれから行き来がなかった中で、突然ケイがいなくなったのが分かり、前作で登場した少女ハッカー・ナナミの手を借りて祐太郎が行き先を追う第1話。 まあ、この作者ならそこそこまとめるだろうし、...
前作で終わりと思っていたら、続きが出ちゃったよと思って手に取った3巻目。 前作から3,4か月、あれから行き来がなかった中で、突然ケイがいなくなったのが分かり、前作で登場した少女ハッカー・ナナミの手を借りて祐太郎が行き先を追う第1話。 まあ、この作者ならそこそこまとめるだろうし、通勤時間の読書には丁度良かろうと思ったのだけど、なんだか話がややこしい。 それに前作をきちんと覚えておらず、作中の機微なところに微妙に手が届かないところもあって、ちょっと消化不良で読み進む。 ナナミも加えてかつての日常に戻った第2話では、誰からも好かれていた女子中学生の自殺の謎に迫るが、亡くなった子の両親の関係や友達同士の関係など、どうにもすっきりしない後口が残る。 ナナミが中学に戻ろうと思う気になったところもイマイチ響かず。
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祐太郎の考えるよりも先に動くところ、出たとこ勝負で口がよく回るところは関心するやら呆れるやら。あそこで出会ってしまったナナミを巻き込んで物語は進む。ケイのピンチ、そしてナナミと挑む依頼。ケイもナナミもどこか不器用で、律儀でやってることはお行儀が悪いけれど、セオリーにのっとるお行儀...
祐太郎の考えるよりも先に動くところ、出たとこ勝負で口がよく回るところは関心するやら呆れるやら。あそこで出会ってしまったナナミを巻き込んで物語は進む。ケイのピンチ、そしてナナミと挑む依頼。ケイもナナミもどこか不器用で、律儀でやってることはお行儀が悪いけれど、セオリーにのっとるお行儀の良さもあって。デジタル組にありがちな頭の硬さもあって、だから祐太郎の「暴力的なクラッカー」がバランス良かったのかとも思ってみる。
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