ホホホ座の反省文 の商品レビュー
実はホホホ座をあまり知らなかったのだけど、興味が湧いた。 サブカルなお店とあまり思われたくないと言いつつ、個人的には松本さんも山下さんも思考がサブカル寄りな気がするもの…ある程度は消さなそうと思う。 暖簾分けの適当加減、いいなぁ。 確かに信頼があればデメリットって少ないのかも。...
実はホホホ座をあまり知らなかったのだけど、興味が湧いた。 サブカルなお店とあまり思われたくないと言いつつ、個人的には松本さんも山下さんも思考がサブカル寄りな気がするもの…ある程度は消さなそうと思う。 暖簾分けの適当加減、いいなぁ。 確かに信頼があればデメリットって少ないのかも。 また、粋と無粋の違いは捉え方次第みたいな話はとても共感。表裏一体かもしれないと自分も感じた。 あと、本屋は斜陽産業、、という話に関して、だからこそビジネス目的での参入者が少なく、味のあるお店が増えている感覚があるのかな、と共感もしつつ思う。
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「ガケ書房の頃」が良かったので読んだけど、松本さんと二人になることで内輪ノリ?ウケ狙いみたいな文体が正直いまいちだった。 ホホホ座の数ある系列店の成り立ちについては興味深かった。主婦や元会社員など、色んな経歴の人がそれぞれの状況で小売業をしようと思い立ち、ホホホ座の屋号を借りたと...
「ガケ書房の頃」が良かったので読んだけど、松本さんと二人になることで内輪ノリ?ウケ狙いみたいな文体が正直いまいちだった。 ホホホ座の数ある系列店の成り立ちについては興味深かった。主婦や元会社員など、色んな経歴の人がそれぞれの状況で小売業をしようと思い立ち、ホホホ座の屋号を借りたという話を読んで、こんな仕事の作り方もあるのだなあと思った。 後半の、小売業をしてる店主はどんぶり勘定の人が多い、でもきちっとビジネスができない店主だからこその店の面白みもある、ただ実際毎月支払いに追われてて辛い、、みたいな話も生々しくて面白かった。 山下さんはやっぱり文章がお上手だなあと思った。終わりの文が良かった。
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かまんよ文庫で借りた本 ガケ書房は閉店してたのか 知らなかった 等身大の本屋の話だと思った ていねいな暮らし系が苦手というのもわかる
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ホホホ座の裏話 どのようにしてホホホ座の屋号が増えていったのか 世の中の片隅の裏話を知れて楽しかった
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「ホホホ座」は本、雑貨、食品、音源、イベントを企画、制作、販売するグループ。正規メンバーは著者二人を含む四人で、うち三人は元々京都の個人書店主であるらしい。全国に10店舗が存在するが、支店でもフランチャイズでもなく、業態も異なる全く別の店が店名を共有している。店舗同士は「親戚」の...
「ホホホ座」は本、雑貨、食品、音源、イベントを企画、制作、販売するグループ。正規メンバーは著者二人を含む四人で、うち三人は元々京都の個人書店主であるらしい。全国に10店舗が存在するが、支店でもフランチャイズでもなく、業態も異なる全く別の店が店名を共有している。店舗同士は「親戚」のような関係性で、全国に10店舗を展開する実績による説得力を労せず得られることがメリットとしている。本書では著者二人の前身である店舗経営からホホホ座をなんとなく立ち上げるに至るまでの経緯と現状などが綴られる。ほか、巻末には著者二人の対談、中盤には山下氏ともう一人の正規メンバーである加地氏との対談も掲載する。 タイトルにある「反省文」が意味するのは「自分のことは棚にあげない」コンセプトで、「反省」というよりは都合の悪い点も含めた著者の等身大を、出版という形で晒す宣言であり、著者二人の屈託も端々に感じさせる。それだけに、著者たちの過去を含むかなり個人的な内容に寄っている。 著者がホホホ座のメリットとする「労せず全国展開の説得力を得られる」点については、どこかの店舗で悪評が立った場合に実質関係のない店舗まで悪評を被ってしまうデメリットと表裏ではないだろうか。また、読んだ限りでは「ホホホ座」として活動したことによる具体的な成果もいまひとつ見えず、とりたてて有用なノウハウや知識を提示するでもない。いわば現象の途中経過報告のように思えた。前述のようなコンセプトから内輪ノリも強く、著者や実店舗を個人的に知っている読み手が最大の対象読者かもしれない。
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思わず吹き出してしまう箇所有り。外出時に読む時はちょっと気をつけた方がw 『 ホホホ座 』マジで通おうと思う。遠方の方はオンラインショップありますよヽ(´▽`)/
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ホホホ座の反省文 2020年2月15日読了 経営者の本にありがちな苦労話や経営秘話が書かれた本なのだろう、そう思って読み始めました。 でも、その予想は良い意味で裏切られました。 著者でありホホホ座の初期メンバーである、山下さんや松本さんの等身大のエピソード。現代の潮流のひとつである「ていねいな暮らし」系の分析とその狭間で揺れる心情。モノを売る仕事の面白さと難しさと心構え。…などなど、あくまで「ホホホ座」を軸に置きつつも、お二人の人生観を垣間見たように思います。 『買い物は投票、1つの意思表示』 あたりまえのことかもしれないけど、自分がいいなと思えるお店には、できる限り出向き買い物をする。自分が住みやすい町をつくるために、お金を使っていきたいなあ。
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京都の「ガケ書房」が無くなって、「ホホホ座」という謎の書店のようなものになったという事は聞いていました。何しろ東京から遠く離れているので行く機会も無かったのですが、残念ながらホホホ座もなかなか行く機会は無さそうです。 この本に関わる謎のユニットの事についていろいろ書かれています。...
京都の「ガケ書房」が無くなって、「ホホホ座」という謎の書店のようなものになったという事は聞いていました。何しろ東京から遠く離れているので行く機会も無かったのですが、残念ながらホホホ座もなかなか行く機会は無さそうです。 この本に関わる謎のユニットの事についていろいろ書かれています。前著「ガケ書房の頃」を読んでいたので何を言っているのか分かったのは良かった。内情についての話が多かったので分からない所もありましたが、一番面白かったのは利害関係の全くない「ホホホ座」の支店というか兄弟店のような店が沢山ある所です。 この方式は面白いですね。確かに名前だけ継承していて全然違う店だとしても、同じような考え方でやっているのかな?と思うと安心して立ち寄りやすくなる気がします。 そもそもどういう本であるという形式もホホホ座にはふさわしくないのかも。このつらつらと書いた文章を読んでいるだけで癒されます。
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ホホホ座の反省文 山下賢二 松本伸哉 帯の『「ていねいな暮らし」「セレクトショップ」「夢を持とう!」そういうものに疲れてしまったすべての人へ。』という文言に惹かれて購入。 本屋やコーヒー屋など様々な店を独特な形で展開するホホホ座というユニット(?)の活動とこれまでを山下氏と松...
ホホホ座の反省文 山下賢二 松本伸哉 帯の『「ていねいな暮らし」「セレクトショップ」「夢を持とう!」そういうものに疲れてしまったすべての人へ。』という文言に惹かれて購入。 本屋やコーヒー屋など様々な店を独特な形で展開するホホホ座というユニット(?)の活動とこれまでを山下氏と松本氏が紹介している。 ふわっとしていて、なんとなく自由気ままなイメージを持たがれがちな「新しいお店」。しかし経営している二人は意外にもクールで冷静。「志と実行性の両輪を回転させる」という言葉が印象的だった。
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ホホホ座の人達のこれまでと、今思うこと。 ゆるやかなようでいて、どこか芯のある感じが、かっこいい。
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