イソップ絵本はどこからきたのか の商品レビュー
3名の研究者がイソップ寓話、イソップ絵本を時代、国、絵作家などから比較。 児童文学や絵本の研究資料ではあるが、「狐と鳥」「狐と鶴」「アリとセミ」「アリとキリギリス」 「金の斧銀の斧」などのカラー挿絵を見るだけでも、描かれ方の違いを味わえて十分楽しめる。(H.T.)
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一般向けというよりは、大学の教科書のような論文集。 国による違い(アリの相手はキリギリスか、コオロギか、セミか、等)や時代による違い(教訓の強調具合等)を追う内容。細かい話が多いので熟読するのは辛かったが、図を見ながら全体を拾い読みするだけでもなかなか興味深く読めた。 アリスの挿...
一般向けというよりは、大学の教科書のような論文集。 国による違い(アリの相手はキリギリスか、コオロギか、セミか、等)や時代による違い(教訓の強調具合等)を追う内容。細かい話が多いので熟読するのは辛かったが、図を見ながら全体を拾い読みするだけでもなかなか興味深く読めた。 アリスの挿絵で有名なテニエルもイソップの挿絵を描いていたというのは全く知らなかった。現代風の挿絵も紹介されていて面白かった。
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