知らないと恥をかく世界の大問題(10) の商品レビュー
そろそろこのシリーズで扱ってきた内容で『そうだったのか!現代史パート3』ができそうになってきた。恐怖政治のような体制でも発展をつづける中国、文大統領のあぶない舵取りでガクガク揺れる韓国、曲学阿世の徒を絵に描いたようなトランプが横暴をつづけるアメリカ、いつの間にか先進国から転落をは...
そろそろこのシリーズで扱ってきた内容で『そうだったのか!現代史パート3』ができそうになってきた。恐怖政治のような体制でも発展をつづける中国、文大統領のあぶない舵取りでガクガク揺れる韓国、曲学阿世の徒を絵に描いたようなトランプが横暴をつづけるアメリカ、いつの間にか先進国から転落をはじめている日本など、世界は常に、知らなきゃ恥をかくことに満ちている。
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・イギリスのEU離脱騒動の経緯がその歴史を含め、メリットやデメリットなど、分かりやすく説明されてるのが良かったです。 つまりみんな自分勝手に目先の事しか見てないという事で、我々日本人も同じですね。 ・知っているつもりで知らなかった事 ドバイの豪華さをテレビなんかで見て、オイルマ...
・イギリスのEU離脱騒動の経緯がその歴史を含め、メリットやデメリットなど、分かりやすく説明されてるのが良かったです。 つまりみんな自分勝手に目先の事しか見てないという事で、我々日本人も同じですね。 ・知っているつもりで知らなかった事 ドバイの豪華さをテレビなんかで見て、オイルマネーの威力はすごいと私も思ってたんですが、違ったんですね。 実は海外からの直接投資で築いた物だそうです。 ドバイの首長が切れ者だそうで、最近日本で薔薇が安く買えるのは、南アフリカで栽培したものをドバイ空港経由で出荷すると、翌日には日本に届くからだそうです。 ・2018年安倍政権は国民の関心が森友学園の国有地売却問題などに向いている影で、改正水道法を成立させている。 日本では当たり前に飲む事を前提とした水道水が、そうじゃなくなるのかもね! 大きな事件の影で何かやるのは昔からの常套手段ですが、 それが自分の事件だとしても利用するとは、心底信用ならない人物です… ・安倍政権はキャッシュレス化を進めようとしている。 経済産業省はキャッシュレスによるポイント還元を進めるが、財務省はコストをかけて新紙幣の発行します。 やっている事が全く矛盾している。 経済産業省と財務省のくだらない意地の張り合いの為に、身内で争って日本を弱くしている事実をどうしましょう? 自分のちっぽけなプライドやキャリアの事だけしか考えられない悲しさ… もっと大きな人はいないものかね… 結局、最後は中国の一党独裁が最強なのかもしれん…
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もはや定番。 定期購読するものとして雑誌に近い。 何がすごいって、今までのシリーズすべて読んでいたとしても、新著の新鮮さが抜けていないことである。 もっとも、世界はそれほど早く動いている、ということだけども…。
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「転機」を迎える世界と日本について、最近のニュースと、その裏側から読み取れる事実を、池上先生が解説してくれる本。 この御仁は、まさに民主主義の伝道師だなと、思う…。今の日本の宝だな、とも。 内容は、主にアメリカ(≒トランプ大統領)と中国の関税対立や、今までの著書に習って中東問題...
「転機」を迎える世界と日本について、最近のニュースと、その裏側から読み取れる事実を、池上先生が解説してくれる本。 この御仁は、まさに民主主義の伝道師だなと、思う…。今の日本の宝だな、とも。 内容は、主にアメリカ(≒トランプ大統領)と中国の関税対立や、今までの著書に習って中東問題、揺らぐヨーロッパ、習近平1強政治により世界制覇を目指す中国、さいごに、民主主義とはなにか…私たちはどのように行動し、民主主義を目指さなければならないのか、といったことなどについて。 印象的だったのは、トランプ大統領がいかに政治家としてヤバイか(色んな意味で)ということが彼の色んな言動から如実にわかってしまうということ笑 関税の仕組みをよく理解もせずに、中国からの輸入品に関税かけまくったり(その結果、自国民の首を閉めてる…)、 あと、最終章の「民主主義とは何か」には心を打たれました。民主主義は完全ではなく、欠陥だらけであると。だからこそ有権者が、民主主義について、世の中を良くするにはどうすればいいのか、真摯に考え、能動的に行動することが必要なんだと実感させられました。
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様々な事が揺れ動いていると感じられる現在。 アメリカ、ヨーロッパ、中東、中国。 そして、日本は、何処に進むのか。 AI時代が迫る中、自分には、何が出来るのか。 短い章でしたが、民主主義と開発独裁は、友人と話したばかりで、納得。
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2019.11th 本シリーズは1作目からずっと購読してきましたが、変わらぬ質の高さは素晴らしいです(^^) なぜ☆5じゃないかというと「おとなの教養 2」と被ってるトピックが多かったからです。まぁ、「おとなの教養」の方も視点とか切り口が面白くて良かったですけどね! トピックとし...
2019.11th 本シリーズは1作目からずっと購読してきましたが、変わらぬ質の高さは素晴らしいです(^^) なぜ☆5じゃないかというと「おとなの教養 2」と被ってるトピックが多かったからです。まぁ、「おとなの教養」の方も視点とか切り口が面白くて良かったですけどね! トピックとしては、アメリカ、ヨーロッパ(Brexit)、中東情勢、中国、北朝鮮とかは相変わらず。日本国内の最近のトピック(水道法改正とか入管法改正とか厚労省の統計偽装)の説明が丁寧にされていてとても良かったです!
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毎年、このシーズンに読むシリーズ。 新聞やニュースで報道されているトピックスをきちんと理解できる。素人には有難いシリーズ。
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アメリカの選挙の仕組みが何回読んでもなかなか複雑でわかりづらい。アメリカが石油を産出できるようになったことで世界の警察を辞めたがっている。
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令和最初の池上彰。 米中の貿易摩擦。 ブレグジットで混乱するヨーロッパ。 アリメカの戦略転換に翻弄される中東。 日本の景気も影響を免れない。アメリカに着くか中国に着くか。独立した道を行くのか。日本の利益にとって何が正しいのか。日本でも統計偽装の問題や移民受け入れの問題など考え...
令和最初の池上彰。 米中の貿易摩擦。 ブレグジットで混乱するヨーロッパ。 アリメカの戦略転換に翻弄される中東。 日本の景気も影響を免れない。アメリカに着くか中国に着くか。独立した道を行くのか。日本の利益にとって何が正しいのか。日本でも統計偽装の問題や移民受け入れの問題など考えさせられる問題ばかり。真実を見極めたりそれに対する教養を求められる民主主義はハードルが高いものだと思わずにはいられません。
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昨日G20サミットが大阪で開幕した。国名を諳んずると…新興国の内5国が出てこない。首脳名となると…まさに「知ら恥」だわ。それにしても、独裁者やら自国ファースト主義者やらがわんさか集い、彼らを日和見で右往左往しながらお迎えする首相。今日はトラさんとキンペーさんが会談するが、およそ双...
昨日G20サミットが大阪で開幕した。国名を諳んずると…新興国の内5国が出てこない。首脳名となると…まさに「知ら恥」だわ。それにしても、独裁者やら自国ファースト主義者やらがわんさか集い、彼らを日和見で右往左往しながらお迎えする首相。今日はトラさんとキンペーさんが会談するが、およそ双方妥協するとは思えない。プーさんやエルドさんもいて、この面々で何がまとまるんだろう。G7の欧州勢なんて我が事でいっぱいだろうに。と、この本読むほどにそう思う。
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