昭和天皇物語(4) の商品レビュー
普通選挙じゃない時代の空気感がよく伝わってくる。 裕仁親王は外遊で自由を知ったとあるが、一方で原敬が普通選挙は時期尚早というのもわかる気がする。 今もそうだけど「お上がいいように与えてくれるの文句言いながら待つだけ」じゃだめだよね。
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天皇陛下の欧州訪問は随分有意義だったみたいだねぇ! その間の日本は…民度が低いねぇ まるで今の北朝鮮みたいじゃないか!韓国も変わらんか
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原敬の暗殺、大正天皇の崩御へと時計の針が進んでいく大正10年、裕仁はヨーロッパへと赴いていた。指導層の歓待、一般国民との交流、第一次大戦の傷跡の視察。いずれもが、得難い体験として、裕仁に刻まれていく。
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摂政にするよう陛下から皇后に指示していたのに、皇后はそれを無視して自分が政治を動かしていた。 原敬が摂政の動きをしていたらそれを非難。国家機能が停止してもお構いなく。権力を得るとこうなるのかと。 イギリスの貴族の佇まい、振る舞いに関する受け止めには多少疑念は残るものの、教訓とし...
摂政にするよう陛下から皇后に指示していたのに、皇后はそれを無視して自分が政治を動かしていた。 原敬が摂政の動きをしていたらそれを非難。国家機能が停止してもお構いなく。権力を得るとこうなるのかと。 イギリスの貴族の佇まい、振る舞いに関する受け止めには多少疑念は残るものの、教訓としては正しく受け止めたい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
裕仁皇太子の長い外遊は生涯の楽しい思い出となります。その後のを考えてもこの旅が一番自由を解放感を感じた事でしょう…しかし野放図にならず立場と品位を忘れないで振る舞えるのはやはり教育の賜物と生まれついての資質でしょうね( ・∇・)一方、節子皇后の久邇宮邦彦王に対する懸念は残念ながらある程度現実のものとなってしまいます…(´・ω・`)自分の娘良子女王の婚約破棄は右翼団体まで使って拒否したのに、息子朝融王の酒井家の令嬢と婚約破棄したいという希望は宮内大臣らの説得もものともせず強引に通します…(後に摂政宮になった裕仁皇太子はこれに訓戒)良子女王の件に関しては皇室から久邇宮家に良子女王をと望まれたのに何年も待たせてお妃まで教育をした挙げ句やっぱり破談では父親として娘への愛情も相まって許せなかったという気持ちも分かりますが朝融王に関しては批判されても仕方ない…(;´∀`)節子皇后も大正天皇が病気で皇族に睨みを利かせられない状況、加えて邦彦王の押しの強さが息子裕仁皇太子を影響し支配するのではと心配になったのかも…今も良くある話ですよね。結婚する当人たちは睦まじくほのぼのしてるのに親同士は敵意を剥き出し…それも双方我が子を愛する親心からです。そして首相の原敬にキナ臭い魔の手が伸びようとしています…。
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皇太子裕仁の半年に亘る外遊もついに帰途に就く。父としての大正天皇に触れる機会が少なかったであろう裕仁にとってジョージ5世は父のようであり、国王も何かを見ていたのかも知れない。皇太子裕仁を待つ本国では大正天皇のご容態のこともあり風雲急を告げていた。この本をこのタイミングで読もうと思...
皇太子裕仁の半年に亘る外遊もついに帰途に就く。父としての大正天皇に触れる機会が少なかったであろう裕仁にとってジョージ5世は父のようであり、国王も何かを見ていたのかも知れない。皇太子裕仁を待つ本国では大正天皇のご容態のこともあり風雲急を告げていた。この本をこのタイミングで読もうと思ったのは本当に偶々であり、特に意図したわけではない。いや、本当に。10/22即位礼正殿の儀の最中にて。
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このシリーズは購入して家に置いておかなくてはと思っていたのに一時帰国で買い忘れた。何度も繰り返し読みたい漫画。外遊を終え自由を肌に感じた裕仁親王が時代を動かす幕開け、興奮フル。
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いくらかも脚色はあるのだろうが、ともかく今まで知らなかった昭和天皇の内面や、ご成婚を巡る出来事、大正天皇の存在というものを知ることが出来る。その事が嬉しい。
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外遊中の裕仁親王(皇太子、のちの昭和天皇)であるが、日本では大正天皇の容態が芳しくなく、時の総理である原敬は、裕仁親王を折衝に据えることを決定。皇后との暗闘が続く。
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ご本人にとって人生最良の時だったのかも、若さもあるし、この先の結末を考えると尚更。 しかしあれですねぇ、回顧的志向と言えばそうとも言え。色んな意味で考えさせてくれます。
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