京洛の森のアリス(Ⅲ) の商品レビュー
「変化の兆し」 想いと共に変わる。 これだという明確な答えはないのだから、何かきかっけがあれば新しいことに興味を持つこともあるだろうな。 「葛藤と決意」 素直に直ぐ祝えず。 この世界に来てから傍に居るのが当たり前になっていたからこそ、突然の申し出に驚くばかりだったのだろう。 ...
「変化の兆し」 想いと共に変わる。 これだという明確な答えはないのだから、何かきかっけがあれば新しいことに興味を持つこともあるだろうな。 「葛藤と決意」 素直に直ぐ祝えず。 この世界に来てから傍に居るのが当たり前になっていたからこそ、突然の申し出に驚くばかりだったのだろう。 「旅立ちの時」 選ばれた場所とは。 一人で消化しきれない想いがあるのであれば、信頼できる人に話を聞いてもらうだけでも気分が変わるだろう。 「月夜の戸惑い」 これからの住まい。 子供の時には嬉しいと受け入れれた気持ちも、年齢を重ねるに連れて変化した想いと向き合うべき時なのだろ。 「それぞれの住まい」 離れ離れになるが。 どれだけ言葉で想いを告げたとしても、あんな風に露骨に態度に出してしまっていれば誰だって考えるだろう。 「鴨川異人館の客人」 夕食の席に居た者。 これだけ上手くあらすじを語られたら、どんな物語であったとしても一度は手に取ってみたいと思いそうだな。 「揺れる心」 徳を積んでいても。 中途半端な気持ちでやっているわけでなくとも、好き勝手に生きすぎているからこそツケがまわったのだろう。 「移動書店『ありす堂』」 休暇中のデートは。 いくら酒の席だったとはいえ、責任を取る覚悟もないというのに軽い気持ちで口にした結果だったのだろうな。 「黄昏時の夜想曲」 見てしまったこと。 そう想像してしまうのは無理ないかもしれないが、あまりにも自分のしたことを棚にあげすぎて話してないか。
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なんとかこの京洛の森に慣れてきたところで完結?どういう結末になるのかと心配したけれど、ナツメにも自分がやりたい、と思えることが見つかって、それはそれは素敵なカフェができたよう。収まるところに収まってよかった。
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シリーズ3作目になってこの世界に慣れて来たところで無事完結。いや、これくらいで終わるって云うのは全然悪くないと思う
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生きていくうえで大事な事を知りたければ本書をお読み 不思議の国のアリスが好きで読みだした「ほゞ少女漫画風」ファンタジーなのですが、老人が読んでもうなづける内容です(望月麻衣先生の他の本も同じような好印象) たぶん、完結と思わせるまとまりでした ※昔、秋元文庫とかコバルトシリーズとか読み、萩尾望都先生の本を読みたくて少女コミックを買っていたのは内緒
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ライトノベルなのですが、よくよく考えてみれば、結構深いテーマであると思います。そこはもう一つの京都、京洛の森、そこでは自分の心に従い振る舞い、他人から必要とされることが生きていくための条件。 消費活動にお金を払う必要はなく、みな、ほかの人の役に立ちたいという純粋な気持ちに従い働いている、いや、それはもはや労働ではなく、自己実現といってもいいかもしれません。ある意味、究極の世界ではないかと。まさに「情けは人の為ならず」を体現した世界といえるでしょう。 三作目である本作では、主人公のアリスとかつて結婚の約束をした蓮の関係を中心としたストーリー。そこに執事のナツメの「カフェを開きたい」という”夢”の実現もからんできて、一時はどうなることやら、でも終わってみればハッピーエンドという結末に。 結末の内容から推測すると本シリーズはこれで最終巻なのですかね。京都が舞台ということで、興味を持ち読んできましたが、ちょっと奇妙な、でもある意味では真っ当なその世界におけるルールのほうに俄然興味を惹かれました。
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自分が本当に心からやりたいと思っていることをしないと生きていけない世界に住むありす。やりたいことを見つけるのも難しいけれど、それを続けるのはもっと難しいのかも。時間と共に、好きなことは変わるものだから。 大切な人の変化が寂しいと思ってしまうのも自然だと思う。蓮との関係も変わってい...
自分が本当に心からやりたいと思っていることをしないと生きていけない世界に住むありす。やりたいことを見つけるのも難しいけれど、それを続けるのはもっと難しいのかも。時間と共に、好きなことは変わるものだから。 大切な人の変化が寂しいと思ってしまうのも自然だと思う。蓮との関係も変わっていく中、自分を見つめ直す強さを持ったありすを応援したくなる巻だった。
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今回は停滞期?の巻(^^;)恋も仕事も立ち止まって見直す事は大事!(^-^)そして飛躍するのだ♪ナツメのお店に入り浸りたいな~(*´∇`*)
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今作も成長。アリスと蓮だけでなく、みんなそれぞれ進んでいく。時間が経てば変わるのは当たり前で、だけどそれをうまく消化できないまま歳を重ねたりするけれど、立ち止まり振り返りそして考える。 そしてまた踏み出したら、きっとそこはわくわくする世界なのかもしれないな、なんて思える。
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どこに居ても、誰と居ても、いつも素敵なあなたでいてね。つらいことや悲しいことがあっても、落ち着いたら微笑むことのできるあなたでいてね。
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ありすが新しく住むことになった【鴨川異人館】そこには3人の幽霊がいる。そのうちのひとりの正体を知ったとき号泣した(ToT)この透明度の高い霊は登場したときから気になる存在ではあったけど、まさかそんな!と驚いてしまった。 コミカライズの第5話を思い出した。小説だと1巻のp133の場面。少し若返ったありすが、鏡台の前で母親を思い出すシーン。鏡に映るのはありすの母親。今回の3巻では幽霊として登場しましたが、私の頭の中ではありすを優しい眼差しでみつめる母親がいました。つかの間の再会ではあったけど、ぎゅっと凝縮された時間でした。 初登場のトンビのトビーが利口で可愛い♡気分屋らしいけど、今のところ従順です。焚き火用の小枝を加えてお手伝いしてますよ(´- `*)次の巻でも登場して欲しいです♪ エピローグを読んだあと、ブラボー!と言いたくなりました。そして表紙の黄色の薔薇!この薔薇の花言葉も物語のキーワードになってますね。ホントに色々と感動する3巻でした♪
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