無礼な人にNOと言う44のレッスン の商品レビュー
こういった類の本にもだいぶ慣れてきたし飽食気味だなと思うけれど彼女は淡々としたビジネスパーソン的な感覚が強いところにフウンなるほどねと思った。元々結構ハァ?と思ったらハァ?という顔が出る。黙っていてもオーラが発されるのがわかる。口を開けば言い返しすぎる方だから、受け流す方向の対策...
こういった類の本にもだいぶ慣れてきたし飽食気味だなと思うけれど彼女は淡々としたビジネスパーソン的な感覚が強いところにフウンなるほどねと思った。元々結構ハァ?と思ったらハァ?という顔が出る。黙っていてもオーラが発されるのがわかる。口を開けば言い返しすぎる方だから、受け流す方向の対策のほうが参考になる。
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すべてに共感できたわけではない。でも、筆者のリアルな体験談や心情に何度も共感した。過去のモヤモヤを代弁してもらって爽快感はあった。モヤモヤの気持ちが著書に言語化されたことだけで、感情や思考が整理された。 子を産んでから、女性としてのハンディを実感することが増え、フェミニズムに関心...
すべてに共感できたわけではない。でも、筆者のリアルな体験談や心情に何度も共感した。過去のモヤモヤを代弁してもらって爽快感はあった。モヤモヤの気持ちが著書に言語化されたことだけで、感情や思考が整理された。 子を産んでから、女性としてのハンディを実感することが増え、フェミニズムに関心が高まった。ジェンダーという枠や歴史に縛られない多様性は対話が必須なテーマだと思ったので、自分の気持ちを整理して言語化しておけてよかった。 翻訳された幡野泉が韓国独自の表現や説明を[ ]で訳注をいれてくれているため、筆者の経験の背景がわかり、読みやすかった。
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#MeToo台頭著しい韓国のエッセイ。著者は20代女性から圧倒的支持を得ているWebマガジンの編集長。 原題『無礼な人に笑顔で対処する方法』の通り、軽妙に躱す所は躱し、一言返す所は返す、絶妙な匙加減のTipsが素敵。同じ東アジアで「圧縮近代」を経験した資本主義経済・民主主義国家...
#MeToo台頭著しい韓国のエッセイ。著者は20代女性から圧倒的支持を得ているWebマガジンの編集長。 原題『無礼な人に笑顔で対処する方法』の通り、軽妙に躱す所は躱し、一言返す所は返す、絶妙な匙加減のTipsが素敵。同じ東アジアで「圧縮近代」を経験した資本主義経済・民主主義国家ならではだろうけど、出てくる例も身に覚えのある、思い当たる節が多いものばかり。等身大の女性が懸命に生き抜いてきた中で得られたしなやかな知見という感じがして、多くの共感を得ているのが良く分かる。 訳者あとがきも、著者の来歴や韓国社会について分かりやすく解説されており、勉強になった。一部日本社会に合わない内容の部分はカットしたとあり、そこも含めて読んでみたかったなあと残念には思ったが、総じて良い内容だった。 蛇足だが、映画や書籍もよく引用されているのだが、日本の作品も度々紹介される。益田ミリ出てきた時はかなり意表つかれた。
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