ただジャイアンツのために の商品レビュー

山口鉄也(著者)

2021/02/19

原1次・高橋時代のブルペンを支えた男の自叙伝。丁度、私がプロ野球にまた興味を持ち始めた時期とも重なり、書かれていること全て、同時代史的に振り返ることが出来た。
当時私が球場に足を運ぶ度、コールされていた背番号47。それはジャイアンツが勝利するということとほぼイコールだった。右左関係なく飄々と捌くさまは見ていてとても安心させれらるものだった。

また、幼少期の思い出を読んでみると、「楽しい」と思えることが何より大切なのだと、思わされた。

2019/07/07

長年、巨人のリリーフエースとして活躍してきた山口投手の自伝。ドラフトにかからなかったとはいえ、プロ野球選手になるくらいだから幼少期から厳しい練習をしていただろうと思っていたら、練習をサボり気味だったというのは驚いた。ただ、高校卒業から本気で取り組み一時代を築いたのは本当にすごい。