初恋の世界(6) の商品レビュー
うーん小鳥遊さんは主人公のこと今は別に好きじゃないと思ったほうが自然なんだけどそれでいいんかな? 恋愛対象として落とさないとこいつは従業員にすらなってくれないなってことで、おいしいコーヒーのためだけに主人公を利用してるっていうならそれはわかる。 そうでなくて本当に好きだっていうな...
うーん小鳥遊さんは主人公のこと今は別に好きじゃないと思ったほうが自然なんだけどそれでいいんかな? 恋愛対象として落とさないとこいつは従業員にすらなってくれないなってことで、おいしいコーヒーのためだけに主人公を利用してるっていうならそれはわかる。 そうでなくて本当に好きだっていうならこれはほんとに女の妄想ファンタジーだな。と思ってしまう。 不倫してる人と周囲のテンションの差の感じは割とリアルみあるんだけど。 それにしても「私なんて!」っていう卑屈な女って客観的に見るととても面倒だな。自分も気をつけよう。 ただ卑屈な人ほどこうして全部受け止めてもらえることを願っているのだから、卑屈な人の救済は根気さえあれば割と簡単なので、見限らないで付き合ってほしいなとも思う。
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た、小鳥遊くゥーーーん!!と全力で叫びたくなるくらい小鳥遊くんに終始やられていた。いや、もう最強な男すぎる。少女漫画かよ。少女漫画でした。 生きていく上で、小さな頃はコップ満杯にあった自信が、少しの揺らぎや誰かに飲み干されることで少しずつ減っていくという……のは誰にでもある経験で、コップに自信を継ぎ足す気力も無くなってしまった薫の気持ちが痛いほど分かって苦しかった。思えば1巻からずっとこの共感故の苦しさがあった。今巻では小鳥遊くんがようやくそれを拾い上げて、少しずつだけどまたそれを潤していって、そんな丁寧な愛情ひとつひとつにわたしまで涙が出そうになるほど救われた。あ〜も〜、お幸せに!泣 そんな薫の幸せに反して、後半で薫の友人たちの人生が音を立てて瓦解し始めているのがマジで苦しくて、なんだコイツら幸福質量保存の法則でも証明しとんのか?という気持ちになった。も〜とにかくよっさん。よっさんと白浜さんのシーン、常に息が詰まって堪らなかった。展開設定ひとつひとつがあまりにも昼ドラすぎてもはや笑いすら覚える。全く笑えませんが。小鳥遊くんの手料理を食べて少しずつ頬が緩む薫のシーンと、倒れた白浜さんの横で泣きながらご飯を口にするよっさんの対比が本当に苦しい。食べることは生きること。 仕事一筋だったり、バツイチだったり、既婚者だったり、不倫中だったりするけど、薫とその友人達に共通して言えるのは「人生で最も恋愛をしてはいけないタイミングで、最も恋愛をしてはいけない人と、人生で最も大きな恋愛をしてしまった」ということで、だからこその「初恋の世界」なのだろうなあと。1巻読んでた頃は「初恋?主人公40歳で?」という感じだったけど、ここにきてそのタイトルのエグ味が段々正体を現してきていて恐ろしい。それぞれに見えている「世界」はあまりに残酷で、恋なんて言葉とは程遠い地獄なのかもしれないけれど、それでもやっぱり人は人を愛さずにはいられないのだろうなあ。早く続きを読ませてください……。
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今回の薫は幸せすぎて、読んでいてかえって不安になるが…(笑) 今回は「よっさん巻」かな。 おもしろくなってきた。
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不遇のヒロインが、ついに! だけど、まわりはまだまだ前途多難の泥沼状態!? まだまだどろどろしそうだけど、そうなると、薫が結局沼に落ちそうな予感。
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