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キャバレー の商品レビュー

3.6

17件のお客様レビュー

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2025/01/01

昭和の裏芸能史とでも言おうか。 多分、この頃の芸人達は皆、この様な下積み時代を経験しているのだろう。 それでも芽が出るのはほんの一握り。 支配人の多田やヤクザの高橋など、裏社会の悲哀が感じられて切ないなぁ。

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2024/12/09

ヤクザさんの、いい人の場面と怖い人の場面が急激に変わる感じが読んでいて1番面白かった。 できることを一生懸命にやりながらも、他人の成功を見て自信を無くしていく様子は、とても身近な挫折感だと感じた。 芸人さんもこういう思いを抱えながら舞台に立って、芸を磨いているのだなと思うと、普通...

ヤクザさんの、いい人の場面と怖い人の場面が急激に変わる感じが読んでいて1番面白かった。 できることを一生懸命にやりながらも、他人の成功を見て自信を無くしていく様子は、とても身近な挫折感だと感じた。 芸人さんもこういう思いを抱えながら舞台に立って、芸を磨いているのだなと思うと、普通の仕事をしている人と変わらない部分もあるのだなと思った。

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2024/10/09

松恋芸人本から。中高生時代、だいぶビートに傾倒していた時期があり、氏の著作や映画を好んで観ていた。それも今や昔の話だから、こと書籍となると、読んだのは相当久しぶり。小説に至っては初めて。きみまろとこんなに近い感じだったのか、っていう驚きもあり、たまに顔を出す実在人物のエピソードも...

松恋芸人本から。中高生時代、だいぶビートに傾倒していた時期があり、氏の著作や映画を好んで観ていた。それも今や昔の話だから、こと書籍となると、読んだのは相当久しぶり。小説に至っては初めて。きみまろとこんなに近い感じだったのか、っていう驚きもあり、たまに顔を出す実在人物のエピソードも楽しかった。

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2024/02/04

キャバレー行ってみたい ってな事で、ビートたけしの『キャバレー』 たけしさんの読んだ本の中で一番読みやすかったし、面白かったかな たけしさんの体験した事実に基づいたフィクション。 綾小路きみまろさんを主役として、そこから見た当時の出来事、芸人の苦労、売れるまでの道程と、き...

キャバレー行ってみたい ってな事で、ビートたけしの『キャバレー』 たけしさんの読んだ本の中で一番読みやすかったし、面白かったかな たけしさんの体験した事実に基づいたフィクション。 綾小路きみまろさんを主役として、そこから見た当時の出来事、芸人の苦労、売れるまでの道程と、きみまろさんへの愛が感じられるね 当時は芸能界とヤクザの繋がりは当たり前だったよね~ たけしさんはヤクザに憧れがあると思うんよなぁ。 まあ、当時のヤクザにはまだ任侠、侠客って侠気があったからじゃろね。 2021年46冊目

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2023/05/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ビートたけし、綾小路きみまろが好きすぎるだろ。 直接関わる描写は最後の場面だけ。それ以外はずっと影をちらつかせるだけの書き方がなんか偉そうで、でもこの人物が好きすぎるのが抑えられないようでおかしくみえる。 話の世界観はなんとなく想像するしかできない、部分的にはよく分からない話だったりするのにすっと読めるのは、主体人物がキャバレーを軸に火花みたいにあっちこっち展開して、場面的に変化し続けて読むページも話の時間軸も変わっていくから。やっぱりなんか映画監督だな〜。

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2022/07/13

巨匠ビートたけしが、浅草時代の綾小路きみまろの姿を赤裸々に描いています。 興味深く、そして楽しく読ませて貰いました。 興味のある方も無い方も、是非読んでください。 センスのある方、明日から貴方も飲み会で、司会、漫談出来るかも?

Posted byブクログ

2022/01/09

綾小路きみまろに焦点を当てて、漫才、漫談、キャバレーの栄枯盛衰を表現している。 それぞれの中で生きる人間模様も、どことなくもの悲しい。有名になって、お金もあって、高くて美味しい物を食べられるようになっても、人間はもの悲しい生き物。 ビートたけしは凄い。

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2020/02/21

この本を「今」出すという意味がね…。 コンプラだなんだと批判だらけでつまらなくなってしまった現代へのメッセージと考えるのはうがった見かたかもしれないけど、たけしさんらしい愛情に溢れた良作でした。

Posted byブクログ

2019/12/15

キャバレーの支配人多田の話かと思いきや。 綾小路きみまろ‼︎ ツービートや、談志。 ケーシー高峰… 実際のお話なのでしょうか、ね。

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2019/09/27

あの時代が、懐かしい・・・。 二人でそんな会話をしているのかもしれないなぁ。キャバレーを舞台に、漫談で一花咲かせたいと悪戦苦闘する綾小路きみまろ、漫才ブームが来る中、その波に乗れず、演歌歌手の地方巡業の司会や地方のキャバレー修行など。横目にツービートがテレビやラジオで人気者。俺...

あの時代が、懐かしい・・・。 二人でそんな会話をしているのかもしれないなぁ。キャバレーを舞台に、漫談で一花咲かせたいと悪戦苦闘する綾小路きみまろ、漫才ブームが来る中、その波に乗れず、演歌歌手の地方巡業の司会や地方のキャバレー修行など。横目にツービートがテレビやラジオで人気者。俺とたけしは何が違うんだ? 自問自答を切り返し、ただただ売れたい一心で走り続ける先にあるものは。。。

Posted byブクログ