証言イチロー の商品レビュー
野球を愛した。 よそ見をせず、ルーティーンを貫く。 人の目に見えないところで努力をする。 ユニフォームを着ているときは、常にプロフェッショナルに。 自分にも厳しく、周りにも同じプロフェッショナルを求めた。 どんな形であれ、今後のご活躍が楽しみです。
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イチロー、という存在が、どれだけ特別だったか。その事を、28人のインタビューから浮かび上がらせる、というテーマの本でしょうか。 岡目八目、という言葉もありますし、「『その人』が、どれだけ凄いか」ということは、当事者の語る言葉よりも、他人である第三者が語る言葉のほうが、真実を突いている。という面は、大いにあると思います。そういう意味では、この本は、見事に、イチロー、という人物の凄さ、魅力を、見事に表している本だと思いますね。 個人的に面白かったのは、 木田優夫さんの記事。 イチロー選手の事を、決して特別扱いしない目線が素晴らしい。 第2章 イチロー前夜と青波の時代 イチロー選手が、圧倒的なスーパースターになる前の、日本プロ野球界在籍時の記憶の証言。これはもう、貴重ですよ。マイケル・ジャクソンでいうなら、まだジャクソン5か、ジャクソンズだった時のエピソード、っていう感じですかね。抜群に興味深い。 第5章 原点 鈴木一朗の素顔 特に、愛工大名電の野球部の監督だった中村 豪さんのインタビューが、めちゃくちゃ興味深い。イチロー選手が、ドラゴンズに入団したい!って駄々をこねたエピソードとか、もう、感涙。そこまでドラゴンズが好きだったんや、、、同じ愛知県出身として、その感覚、めちゃんこ共感できる。 でも、ある意味、ドラゴンズに入団しなかったからこそ、これほどに素晴らしいイチロー選手という存在が、出来上がったのか?そうなんだろうなあ、、、たぶん?という奇跡。仰木監督との出会いの、とてつもない途轍もなさ、という事をしみじみ感じるよ。 ドラゴンズファンの自分としては、イチロー選手が、やっぱり最初は、ドラゴンズファンだった、ということが分かっただけでも、感涙なんですけどね。いやもう、嬉しい。地域性、という事ですよね。それはもう、人間だもの。絶対あるよねえ。
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よくぞこれだけ証言を集めたことよ。 ・・・もし、イチローが中日に入ってたら。 ・・・・・もし仰木監督が就任しなければ。 うーむ。
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