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内閣情報調査室 の商品レビュー

3.3

19件のお客様レビュー

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2020/11/22

内調の活動分析も中々のものだが、むしろ内調、公安警察、公安調査庁への取材を通じて具体的な活動を浮かび上がらせる点でそれぞれの役割の違いや、逆に被ってくる部分、情報収集対象や手段が変わることによる現代の課題などが知れたのは良かった。 他方、細かい部分で記述に誤りがそれなりにあり、...

内調の活動分析も中々のものだが、むしろ内調、公安警察、公安調査庁への取材を通じて具体的な活動を浮かび上がらせる点でそれぞれの役割の違いや、逆に被ってくる部分、情報収集対象や手段が変わることによる現代の課題などが知れたのは良かった。 他方、細かい部分で記述に誤りがそれなりにあり、そうなると別の部分でもミスが多いのかなとの印象もあってそれがちょっとマイナス。

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2020/06/22

官邸直結の情報収集組織が如何に運営・進歩してきたか。  日本を動かす情報はどこから集められ、誰が取り纏め、如何に使われてきたかが書かれている。まさにSNSで出回る扇情的な陰謀論が現実としてこうあるのだと一驚する。  マスコミに流れる情報の取捨選択、政策がなぜそのタイミングで議論...

官邸直結の情報収集組織が如何に運営・進歩してきたか。  日本を動かす情報はどこから集められ、誰が取り纏め、如何に使われてきたかが書かれている。まさにSNSで出回る扇情的な陰謀論が現実としてこうあるのだと一驚する。  マスコミに流れる情報の取捨選択、政策がなぜそのタイミングで議論の的になったのか、一部ではあれどそれが内調室の権威や実力の影響下にある。まさに日本の裏を動かす組織だ。 しかしこの組織も決して一枚岩ではなく、競合相手がいる。諜報活動の先取りの為なら他の組織をとっつかまえようというのだから仕方ない。そして常に他の同業種に出し抜かれまいと、自らの力の及ぶ範囲を増そうとする。  情報調査の拡大を許せば結果、侵犯を許すことになるのは多くの一般市民だ。国の情報が多く上に貯まるのならば、国は情報保持能力を高め、政治は情報保持体制を固めざるを得ない。それは他国からの信用を高めることにもつながる。    自然災害に幾度もあってきた日本が、それだけでなく今後テロの脅威にこれまで以上に晒されるようになってくる。その時こそ情報調査のこれまでの変化が問われる。この国はどうなのか。

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2020/03/05

日本政府に3つあるというインテリジェンス機関農地官邸直轄の「内閣情報調査室」にスポットを当てた一冊。謎に包まれた組織の内幕に迫る。 官邸直轄の内閣情報調査室、公安警察、法務省の外局の公安調査庁。この3つそれぞれ設立目的は異なるが、人材交流もあれば時には競合するという。 まず表に...

日本政府に3つあるというインテリジェンス機関農地官邸直轄の「内閣情報調査室」にスポットを当てた一冊。謎に包まれた組織の内幕に迫る。 官邸直轄の内閣情報調査室、公安警察、法務省の外局の公安調査庁。この3つそれぞれ設立目的は異なるが、人材交流もあれば時には競合するという。 まず表に出てくることのないそれぞれの組織。 対北朝鮮、ロシアとの外交、特定秘密保護法、破防法など平和ボケした日本では議論を避けられ嫌われるトピック。 スパイ天国と言われる日本でもこのような縁の下の活動をする組織がしっかりしていることを知りました。

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2019/11/27

映画「新聞記者」を見てからの拝読。 怖いな~。 こういう職業をもつご家族って大変なんだろうなぁ…

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2019/09/24

政府がどんなふうに国内外にの情報を収集しているのか知りたくて読んだが少し期待ハズレ。 官僚組織と警察の話が多すぎた 過去の公安警察が絡んだ事件の部分など警察マニア向けな部分も多かった。 官僚組織の話も詳しすぎて素人にはイマイチ興味が湧かなかった。 タイトルと中身が少しズレてる...

政府がどんなふうに国内外にの情報を収集しているのか知りたくて読んだが少し期待ハズレ。 官僚組織と警察の話が多すぎた 過去の公安警察が絡んだ事件の部分など警察マニア向けな部分も多かった。 官僚組織の話も詳しすぎて素人にはイマイチ興味が湧かなかった。 タイトルと中身が少しズレてるかも

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2019/09/16

【総理の耳目となるだけでなく、今や手足となって活躍している内調スパイ。内閣情報調査室の存在感、そして力の源泉はこうした内調の対応力にあると言えそうだ】(文中より引用) 日本のインテリジェンス組織の一つとして,近年は急速に存在感を増しつつある内閣情報調査室。「内調」とも呼ばれるそ...

【総理の耳目となるだけでなく、今や手足となって活躍している内調スパイ。内閣情報調査室の存在感、そして力の源泉はこうした内調の対応力にあると言えそうだ】(文中より引用) 日本のインテリジェンス組織の一つとして,近年は急速に存在感を増しつつある内閣情報調査室。「内調」とも呼ばれるその組織の実態に迫ろうと試みた作品です。著者は、民法テレビ局で警視庁キャップなどを歴任した今井良。 内閣情報調査室に焦点を当てながら,日本の公安組織についても広く視野を配っている点が魅力的な作品。日本を代表するインテリジェンス組織がどのような力学・哲学の上に成り立っているかが垣間見える一冊でした。 最近はドラマや映画でも取り上げられていますよね☆5つ

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2019/09/07

知らないことが知れてよかった ただ「公安警察10万人」という記述がわからない 全国の警察官数は事務職員も含めて30万人程度だそうだがその3分の1?

Posted byブクログ

2019/08/18

昔から、スパイや警察ものは好きだったので購入。綿密な取材に裏付けられており、各情報機関の関係性やテリトリーなどもよくわかる。 日本の警察に興味があれば。

Posted byブクログ

2019/06/29

【252冊目】へー まぁ、別にいいんだけど、採用人数が少ないだけで内調が国家公務員の中で難関だとか言っちゃうのはいただけないなぁ。 あと、内調と題した本なのに、後半は公安警察と公安調査庁の内容になってる。

Posted byブクログ