不良少年とキリスト の商品レビュー
近代文学でこんなに笑って泣きそうになったのは初めてです。時にいじり時にかばい…坂口さんは太宰さんを本当に大切に想ってたんですね。 生きることは戦う事…。友人を幾人か自死で亡くした坂口さんの信念だからこそ響くものがあります。
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死ぬ、とか、自殺、とか、から始まる部分の見開きをとても好きでいて、ここを何度か読み返すことがあるけれど、涙目になってしまう時は少し弱っているし、この頁を凡庸に読める時は健康だなと思う、ただ、どのときも、すき
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いわゆる「文豪」というのがあらゆる方向にセンシティブな人が多かった時代、坂口安吾という人はかなり完全な人だったのではないでしょうか。 本書の中の評論系は時代が時代なので共感できるものもそうでないものもありましたが、「恋愛論」「不良少年とキリスト」はすごく良かったです。つらつらと述...
いわゆる「文豪」というのがあらゆる方向にセンシティブな人が多かった時代、坂口安吾という人はかなり完全な人だったのではないでしょうか。 本書の中の評論系は時代が時代なので共感できるものもそうでないものもありましたが、「恋愛論」「不良少年とキリスト」はすごく良かったです。つらつらと述べながらその中で胸に刺さる言葉を書き出すのが上手いですね。読んでいて楽しい。個人的には内容よりもそういう文章の運びにグッと来ました。何回か読み返すかも。
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坂口安吾の文章は初めて読んだ。名文過ぎる。 本当すごいなぁ。すごく伝わる。 太宰治が確かにあの時代に生きていたっていう感触が伝わってきた
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坂口安吾めちゃくちゃ良い、、! 「自殺とあっては、翌朝、目がさめないから、ダメである。」 はっとさせられる部分もあり、笑える部分もあり。 坂口さんはウィットに富んだ人だなー。
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タイトルに魅かれて。 「二合五勺に関する愛国的考察」が面白かったです。延々キリシタンの信仰心を莫迦にしていて笑えました。 表題作は読むたびに理解が変わっていく感じがします。今回はその前に太宰たちとの座談会が収録されていたので太宰の死がより生々しく感じられてしまいました。
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太宰の自死に関する安吾から追悼の随想。太宰を常識人だと語る安吾の文章からは彼の人間的な部分もよく伝わる、と同時に安吾の人の良さもよくわかる。どちらもすごく魅力的な人間たちだなぁ。
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愛すべき友よ、この時代よ。 坂口安吾の太宰治論が読みたくて手に取った。しかし、それ以上に「恋愛論」などその他のエッセイを楽しんだ。座談会は、実は最近色々なところで読んだものだったけれど、これをへべれけでやっていたかと思うと面白い。文豪たちの交友に思いを馳せる。
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とても面白く読みました。時代は古いですが今でも通用するところやしないところなど。昔に堕落論を読んで坂口安吾を忘れていましたが十何年ぶりに著者の作品を読んで 落語好きの私としては今は亡き談志師匠とだぶる所がありとても面白かったです。 最後の荻野アンナさんの解説も愛があってよかった...
とても面白く読みました。時代は古いですが今でも通用するところやしないところなど。昔に堕落論を読んで坂口安吾を忘れていましたが十何年ぶりに著者の作品を読んで 落語好きの私としては今は亡き談志師匠とだぶる所がありとても面白かったです。 最後の荻野アンナさんの解説も愛があってよかったです。
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