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すきっていわなきゃだめ? の商品レビュー

4.1

32件のお客様レビュー

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2024/05/12

嬉しくて悲しくて苦しい この気持ち「好き」でいい?-。 『闇祓』以来の辻村深月san、『すきなひと』(桜庭一樹san)に続く「恋の絵本」シリーズ。 ”すきな ひとに「すき」って いうのが はやってる。”から始まるお話し。「こうくん」が好きな主人公。こうくんが嬉しいと自分も嬉し...

嬉しくて悲しくて苦しい この気持ち「好き」でいい?-。 『闇祓』以来の辻村深月san、『すきなひと』(桜庭一樹san)に続く「恋の絵本」シリーズ。 ”すきな ひとに「すき」って いうのが はやってる。”から始まるお話し。「こうくん」が好きな主人公。こうくんが嬉しいと自分も嬉しいし、こうくんが悲しいと悲しい。他の子がこうくんを好きになると苦しい。そして、いっしょに走り出せたときの「うれしさ」。この気持ちに名前がなくても、主人公に名前がなくても^^、「すき」で良いですね。 少し切ないですが、きっと誰かに届く、勇気を与えられるお話しだと思います。 今日マチ子sanのイラストも素敵でした☆

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2024/04/13

このきもちに、 たとえ なまえなんか なくても。 ぼくは きっと、 こうくんが すきだ。 とても共感して、それでもいいんだとなりました。大人の心にもじんわり響く絵本。

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2024/04/02

一日も早くヘテロノーマティブを社会から取り除かなきゃ。人のセクシャリティを物語のギミックとして「ネタバレ」扱いしたり、気の迷いかも・幼いうちから性的指向を決めつけるのは良くないかも…とか言って暗にヘテロであることを望んだりする世界を見ていて、本当に苦しく思います。

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2023/12/26

こんなにくるしいこの気持ちは「すき」?好きな気持ちって人それぞれだから、言っても言わなくてもいいしね。最後の姿に「そっかあっ」ってなる。

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2023/09/04

学校で好きな人に好きって言うのが流行っている 好きな人がいるなら好きっていわないの? わかんないっていうと、それは本当の好きじゃないと言われた 本当はこうくんが好きだけど この気持ちをいわなきゃダメなの? 読み聞かせ時間は5分弱です 自分の中のバイアスが知らぬ間にかかっている...

学校で好きな人に好きって言うのが流行っている 好きな人がいるなら好きっていわないの? わかんないっていうと、それは本当の好きじゃないと言われた 本当はこうくんが好きだけど この気持ちをいわなきゃダメなの? 読み聞かせ時間は5分弱です 自分の中のバイアスが知らぬ間にかかっているのを認識させられた

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2023/08/29

多様性の時代と言われ、ある程度の知識や情報を得ていると自負していた。 しかしながら、この本を最後まで読んで、驚いてしまった私は、昔の感覚を捨てきれていない事を自覚した。 読み聞かせていたので、子供の方がナチュラルに受け止めていた。 とても良い作品です。

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2023/08/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

辻村深月さんの書かれた絵本があったことに驚きでした。そして最後の一文で思わずいろいろと考えさせられてしまいました。ただ、すこし小学生の頃を思い出して考えてみたのですが、大人みたいに「すき」と言う言葉にそんなに縛られてなかったように思います。今みたいにジェンダーと言う言葉もない時代でしたので。どちらにしてもこれ子供向けというよりYA向けでもいいんじゃないと思うぐらいの絵本でした。とにかく深い。

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2023/06/21

辻村深月の絵本。すごく短いのにさすが辻村深月と思わせてくれる本だった。実はショートショートとかも得意そう、と思って調べてみたら、アンソロジーで書いてた。今度読もう。

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2023/06/15

これは全くノーマークだった辻村作品。まさか絵本も手掛けていたとは。いやいや、むしろたった1作しか描いていないのが意外と言うべきか…。で、ジャンルは変わっても辻村さんはやっぱり辻村さん。最後の1行で気付かされる。思い込みはいけない、と…。

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2023/04/12

「「すきなひといないの?」とみっちゃんにきかれた。 わかんないっていったけど、ほんとうはこうくんがすき。 辻村深月と今日マチ子が描く、みずみずしい「好き」の風景。」

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