コンステレーションが教えてくれること の商品レビュー
家族療法というか、人へのシステム的なアプローチとして、ファミリー・コンステレーションには興味をもっていたのだが、しっかりと本を読むのは初めて。 で、読んでみて、事前にイメージしていたものとかなり違って戸惑った。ファシリテーターがある種の理論・前提にもとづいてリードしている感じが...
家族療法というか、人へのシステム的なアプローチとして、ファミリー・コンステレーションには興味をもっていたのだが、しっかりと本を読むのは初めて。 で、読んでみて、事前にイメージしていたものとかなり違って戸惑った。ファシリテーターがある種の理論・前提にもとづいてリードしている感じが強い。 結局のところ、クライアントがそれで治癒すればそれでいいんだろうけど。。。。 最近は、ナラティヴ・アプローチを中心に学んでいて、システムアプローチもそれにつながっていくような流れのものを学んでいるのだが、そこにあるクライアント中心、セラピストは対話プロセスの進行役みたいなのに比べると、ちょっと好きではないかな? これは、へリンガーの「転向」前の考えをベースとした手法のようで、その後のへリンガーはこことは違うところに行っているかもしれないし、その後の発展のなかで、より応用範囲の広いものになっているとは思うが、現時点では、コンステレーションへの興味は下がってしまったな〜。
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