草取りにワザあり! の商品レビュー
生えている場所や雑草の種類に応じて、最適な対処法が個別に記されているので、個別管理をする上で、かなり役に立ちそうだ。 いわゆる雑草だけでなく、雑草化した園芸植物や野菜まで押さえているのが、心にくい。そうした、計130余種の雑草のうち、家の周りに生えているのは、半分程度だった。 執...
生えている場所や雑草の種類に応じて、最適な対処法が個別に記されているので、個別管理をする上で、かなり役に立ちそうだ。 いわゆる雑草だけでなく、雑草化した園芸植物や野菜まで押さえているのが、心にくい。そうした、計130余種の雑草のうち、家の周りに生えているのは、半分程度だった。 執筆当初のタイトルは『楽しい草取り』であったと、あとがきにあるように、草取りを楽しく行う術が記されている。
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〈本から〉 ヨモギやハコベ、スベリヒユは食用 一度雑草の種子が撒き散らされると、数年間(長いものでは10年以上)は雑草が発芽してくると思った方がよいでしょう。 『日本の野草』(山と渓谷社) 庭や野菜畑では、メヒシバであろうとエノコログサであろうと関係なく、イネ科の大きな雑草は...
〈本から〉 ヨモギやハコベ、スベリヒユは食用 一度雑草の種子が撒き散らされると、数年間(長いものでは10年以上)は雑草が発芽してくると思った方がよいでしょう。 『日本の野草』(山と渓谷社) 庭や野菜畑では、メヒシバであろうとエノコログサであろうと関係なく、イネ科の大きな雑草は見つけ次第除草
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たかが草取り、されど草取り。 農家なら周知の事実なのだろうが、知っておけば楽しくなる除草作業。面倒だと思っていたが、自然のしくみを知るよい機会。 図書館員さんにオススメされて読んでみたが目から鱗なので購入。漫画版も読みやすい。 なお著者はれっきとした農学博士の研究者で植物に詳...
たかが草取り、されど草取り。 農家なら周知の事実なのだろうが、知っておけば楽しくなる除草作業。面倒だと思っていたが、自然のしくみを知るよい機会。 図書館員さんにオススメされて読んでみたが目から鱗なので購入。漫画版も読みやすい。 なお著者はれっきとした農学博士の研究者で植物に詳しい。なので理論に傾いていはいるが、初心者でもよくわかる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
P22からの科を推定するがとても参考になった。 カヤツリグサ科とイネ科は前者に葉鞘がある。 ユリ科とヒガンバナ科は、前者は子房が花びらの中にあり(子房上位)後者は花弁の外にある(子房下位) 雑草をで地中に残った根から発芽するものは少ない。ただし、茎が地中にあると芽が出てくる。このことから、地上の本体と、土中の茎だけとればいよい。 草取りは丁寧さよりも効率を重視、素早く、疲れないようにする方がよい。 家より3mまでは細かい分まで。3m~10mは小さな雑草は残す。10m以上は大きな草は刈り取る。 雑草の図鑑がとても役に立った。何気なくひいていた草に名前があることに少し感動した。もう草を引き抜けなくなるかもしれない(笑)
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昭和天皇が、下草刈り時、入江侍従長にこう言葉をかけられたという。▶︎「雑草という草はありません。どんな植物でもみな名前があって、それぞれ自分の好きな場所で生を営んでいる。人間の一方的な考え方で、これを雑草として決め付けてしまうのはいけない。注意するように。」▶︎この言葉を書籍化し...
昭和天皇が、下草刈り時、入江侍従長にこう言葉をかけられたという。▶︎「雑草という草はありません。どんな植物でもみな名前があって、それぞれ自分の好きな場所で生を営んでいる。人間の一方的な考え方で、これを雑草として決め付けてしまうのはいけない。注意するように。」▶︎この言葉を書籍化したのが、本書である。下草刈りをしない人も一読の価値がある。
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