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偽善者の見破り方 の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2020/04/02

著者がいろいろな媒体で発表した評論集。 保守らしい保守の主張は切れ味があり、小気味良い。 巻末の死刑制度にかかる考察は考えさせられるし、「彼ら(リベラル)は善く生きようと思ってはいない。善く生きているように思われたいだけだ。」とは至言だろう。

Posted byブクログ

2020/02/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

いわゆる旧民主党とか小池百合子とか共産党とかATM(朝日東京毎日)とかTVとかコメンテーターとか憲法学者とか、そんな方々の欺瞞的な言動を論った文を集めて一冊にしました、という本。 書いてある事は概ねそうだよねと思うけど、もう良いかな。 GHQの検閲とか言論規制に関しては、もっと知られて欲しいな。

Posted byブクログ

2020/01/29

「流されない読書」「リベラルという病」に続く岩田氏3冊目の本です。 今回は、日本で活動する「リベラル」の正体を手際よく暴露していく痛快本です。 保守論客としては櫻井よしこ氏が代表格でしたが、岩田氏にももっと活躍してほしいものです。 さて、本書では、池上彰、石破茂、枝野幸男、岡田克...

「流されない読書」「リベラルという病」に続く岩田氏3冊目の本です。 今回は、日本で活動する「リベラル」の正体を手際よく暴露していく痛快本です。 保守論客としては櫻井よしこ氏が代表格でしたが、岩田氏にももっと活躍してほしいものです。 さて、本書では、池上彰、石破茂、枝野幸男、岡田克也、小沢一郎、小池百合子、小泉純一郎、小泉進次郎、志位和夫、玉木雄一郎、鳥越俊太郎、野田佳彦、鳩山由紀夫、前原誠司、村山富市、森達也、蓮舫など具体的な名前をあげながら、その言動の矛盾について指摘していきます。 捨て章無しの力作ですが、特に第4章は必読です。 とはいえ、死刑制度を論じた最終章には一抹の不安を感じました。 岩田先生は死刑制度賛成の立場ですが、自殺願望の犯罪者たちにとって死刑そのものが犯罪誘発要因になっていることから「死刑よりも厳しい刑罰を導入する形で議論を進めるべき時期が到来している」という結論に至ります。 では具体的にどんな刑罰を想定しているのかと思えば、「過酷な終身刑、例えば一切の面会を禁止、食事も最低限生きていける程度のもの、本を読むことも映画を見ることもできない状況」としているのだが、これでは寝たきりぼけ老人と変わりませんし、これが生き地獄(筆者はこの表現は使っていませんが)とも思えません。 要は何かを考えることをあきらめれば簡単に単純な生活の繰り返しに慣れてしまう人間の怠惰を甘く見ています。 死刑より重い終身刑とは、旧ソ連で行われた強制労働などの非人道的処遇のようなものであって、3食昼寝付きのムショ暮らしとは対極にあるものです。 今でさえ、犯罪人には過度に優しい人権派連中のおかげで、他人の命を奪いながら、自分だけは基本的人権をしっかりと享受できる状況になっているのに、岩田先生のいう「過酷な終身刑」でさえ瞬く間に骨抜きにされるのは目に見えてます。 さらにいえば、彼らを生き永らえさせる生活費や維持費は我々の税金だという点も忘れては困ります。 私はこんな人間のために税金が使われるのはまっぴらごめんです。 突然殺された被害者にとって、もうやり直しのきかない一生になってしまったように、加害者も自分の命でしか償う道はありえません、この点だけは岩田先生も早く正気に戻ってほしいと切に思います。

Posted byブクログ

2019/06/14

偽善者の見破り方というよりも、見せかけとか言行不一致というかそういう感じの社会的地位、責任のある、あった人についての客観的、論理的な検証のように捉えます(著者自身、見破り方といってますが。。)、人の振り見て我が振りを見つめることもできるように思います、しかしリベラルの意味とか定義...

偽善者の見破り方というよりも、見せかけとか言行不一致というかそういう感じの社会的地位、責任のある、あった人についての客観的、論理的な検証のように捉えます(著者自身、見破り方といってますが。。)、人の振り見て我が振りを見つめることもできるように思います、しかしリベラルの意味とか定義とか範疇がいまだよくわからない。。一番響いたのは死刑の問題、もっと現実的思考も必要、重要で、いろんな立場から検証する必要、重要をあらためて思う、よい本(著者)でした。

Posted byブクログ