ワンダ・ガアグの「グリムのむかしばなし」について の商品レビュー
グリム兄弟は、はじめ大人のために民話集を発表したが版を重ねるにつれ子供向けの話に進化していった。ガアグは十五歳のとき父をなくし、病弱の母親を助けて家事をこなし投稿で賞金を稼いで家計を助け時間のあるときには高校に通った。「自己を表現するだけでなく、他のアーティストの内的葛藤の代弁者...
グリム兄弟は、はじめ大人のために民話集を発表したが版を重ねるにつれ子供向けの話に進化していった。ガアグは十五歳のとき父をなくし、病弱の母親を助けて家事をこなし投稿で賞金を稼いで家計を助け時間のあるときには高校に通った。「自己を表現するだけでなく、他のアーティストの内的葛藤の代弁者となる」特別な才能。『百万匹のネコ』のような普遍的寓話/むかしばなしはニューズの無いときに語るものだったが、21世紀はニューズがありすぎて古典を語る余裕がない。せめて子供には童話を語り、その寓意性を見抜く生活常識を身に着けてほしい
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