ビット・バイ・ビット の商品レビュー
ビッグデータでの研究だけでなく、一般の心理学の研究のための調査法、実験法、倫理的問題なの至れり尽くせりの参考書である。読書の紹介、練習問題なども掲載されているのは心理学では珍しい。 卒論だと理解するのが少し難しいかもしれないが、大学院生には研究の基本書として推薦できる。
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ダンカンワッツの教え子サルガニックが書いた計算社会科学の教科書bit by bitを、日本の計算社会科学界隈で有名な東北大の瀧川さんが主体となって翻訳した本。 これから研究を始めようとする人とかに対して最高の教科書なんじゃないかと思います。 それぞれのパートで必ずもっと学びた...
ダンカンワッツの教え子サルガニックが書いた計算社会科学の教科書bit by bitを、日本の計算社会科学界隈で有名な東北大の瀧川さんが主体となって翻訳した本。 これから研究を始めようとする人とかに対して最高の教科書なんじゃないかと思います。 それぞれのパートで必ずもっと学びたければこの論文、 この本を読むといいよと、えげつない数の引用文献を挙げてくれているのとても良いし、もっと考えたければこういうことについて考えてみてといった課題があるのも最高です。
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めちゃめちゃ面白かった……。 社会調査へのビッグデータの応用に楽観的でありながら、しかしビッグデータ最強論にならないようバランス感覚を失わず、むしろこれまでのカスタムメイドな社会調査はビッグデータ時代だからこそ重要になっていく、という論旨に納得感がある
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
社会調査を人間行動に対する問いかけとその答えから成る過程と考えるならば、研究デザインは結合組織のようnあもの。研究デザインは問いと答えを結びつける。この結びつけを正しく行うことが説得力のある研究を行うための鍵となる。行動を観察すること、質問すること、実験すること、他者とコラボすること。デジタル時代になってデータ収集分析するためのこれまでとは異なる機会が開けた。
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