ちるらん 新撰組鎮魂歌(徳間書店版)(24) の商品レビュー
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山崎君で始まり山崎君で終わった一冊。 史実通り(?)ここで彼が散ることは分かっていたけれど、流石ちるらん。 予想の何倍もかっこいい散りざまでした。 あんなに金にがめつい彼が、最後の最後で金のためではなく仲間のために一銭も得にならないことをして散っていった様は、まさに見事。 土方さんから貰い受けた六文銭がまた切ない。 最後まで着なかった羽織を用いた散華もまた泣けました。 仲間が一人また一人欠けていく……分かっているけれど、これから先のことを考えると今から辛いです。
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