瑕疵物件ルームホッパー 但し、幽霊在住に限ります の商品レビュー
幽霊が見える瀬山が事故物件に住み死の瞬間を報告する仕事に就く話。幽霊も元々は生きていた人間だと思わされる、それぞれの幽霊になってからの彷徨い方にせめて今くらいはと想いを寄せる。瀬山の雇い主が謎すぎてこの先が知りたくなる
Posted by
「めぞん市場202号室」 さむいと言い続ける。 愛されたかったが故に間違えた道を選んでしまったのだろうが、生前に少しでも話してくれる相手がいれば変わっていただろうな。 「あぐみ荘1A室」 迷惑をかけないため。 周囲のことばかり考えて自分を疎かにしていたからこそ、気付かぬうちに限...
「めぞん市場202号室」 さむいと言い続ける。 愛されたかったが故に間違えた道を選んでしまったのだろうが、生前に少しでも話してくれる相手がいれば変わっていただろうな。 「あぐみ荘1A室」 迷惑をかけないため。 周囲のことばかり考えて自分を疎かにしていたからこそ、気付かぬうちに限界を迎えて無意識に作業のように全てを終えたのだろ。 「よいももにやどの精霊」 手を取り導かれた先。 知らない人や場所が登場するのは疑問だろうが、夢で見たことを現実と勘違いしていると思っている矢先に声をかけたら驚くだろ。 「坂の上3丁目 1972番地」 眩しいものを排除し。 何も知らなかったからこそ視えることに興味を持ったのだろうが、実際に辛い霊障を体験したら興味本位でも口にしなくなるだろ。
Posted by
周りの人に理解してもらえない力を持っていたことで、人間関係をうまく築くことができなかった冬。納得がいかないまま、事故物件で死者の話を聞くという仕事をすることになってしまう。目的が謎な雇い主と死者たちに振り回される冬だけど、不器用なだけで優しい人なのかも。と思える。訳の分からないこ...
周りの人に理解してもらえない力を持っていたことで、人間関係をうまく築くことができなかった冬。納得がいかないまま、事故物件で死者の話を聞くという仕事をすることになってしまう。目的が謎な雇い主と死者たちに振り回される冬だけど、不器用なだけで優しい人なのかも。と思える。訳の分からないことを言われたり、どうしていいか分からない状況になってイライラすることはあっても結果的にはかなり頑張っているように見えるから。今後も続きそうな冬の仕事。今後どんな人たちに出会うのか気になる。
Posted by
幽霊が見える引きこもりの青年が、死の瞬間を幽霊から聞くために雇われて瑕疵物件を引っ越して歩くことになる、という話。 幽霊と会話したりデートしたりと大変そうだが、雇主の過去が気になりすぎる!
Posted by
引きこもりであまり上手く人間関係を築けない冬が、幽霊へ結構ズバッと言っちゃう感じが面白かった。 いろいろ謎な人物や伏線らしきものも回収されてないから続きがあるのかな? 続編が出たら読みたいです。
Posted by
うん、面白かった。冬の淡々とした雰囲気も、根っこの優しさもよかった。幽霊たちとの交流も独特。それにしてもミルクもやしはさすがにひもじいなぁ…。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ダメなやつでも肯定してくれるような優しさを感じる話だった。幽霊の人間臭さが面白い。 アパートに住み着いている幽霊が全員女性だったので、(カーポートおっさんはいたけど)男性幽霊がメインの話も見てみたかった。 全体通して、花純の目的は何なのか、花純は何者なのか、何故莫大な金を持っているのか、なぜ部屋から出られないのか、なぜ26年前から死んでいるのか、なぜハルトが見えるのか、紅白まんじゅうの女の子は誰なのか…等、最後まで読めば分かるかと思って頑張って読んだが、結局謎が解明されないまま終わってしまったのでスッキリできず残念。
Posted by
これ、次巻あるのよね? いろいろな謎がまだ解明されている最中で、続きがすごく気になる~! 1話目と3話目がすごく好き。 主人公の冬が、話を追うごとに優しくなってるのも、またいい。
Posted by
- 1