楽園をめぐる闘い の商品レビュー
ナオミ・クライン「楽園をめぐる闘い」読了。プエルトリコはこれまで馴染みのない国であった。しかし本書を通じその自然豊かだが貧しい国が災害に見舞われ、米国の超富裕層に食い物されている様を知り、戦争でなくても強者が弱者を侵食する恐ろしさを感じた。またそれらに抗う勢力にこれからの希望も感...
ナオミ・クライン「楽園をめぐる闘い」読了。プエルトリコはこれまで馴染みのない国であった。しかし本書を通じその自然豊かだが貧しい国が災害に見舞われ、米国の超富裕層に食い物されている様を知り、戦争でなくても強者が弱者を侵食する恐ろしさを感じた。またそれらに抗う勢力にこれからの希望も感じた。
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未曾有の災害に見舞われたプエルトリコを舞台に、支援、救援の、旗印の下に跋扈する者達。 支援を隠れ蓑にインフラを牛耳る。 復興と言い飾り住民を立ち退かせリゾート開発を進める。 それらは実に用意周到に進められ、災害発生と共に姿を現し速やかに実行に移される。 世界中で起こるこれらの策略...
未曾有の災害に見舞われたプエルトリコを舞台に、支援、救援の、旗印の下に跋扈する者達。 支援を隠れ蓑にインフラを牛耳る。 復興と言い飾り住民を立ち退かせリゾート開発を進める。 それらは実に用意周到に進められ、災害発生と共に姿を現し速やかに実行に移される。 世界中で起こるこれらの策略に、市井の人々は諾々と従うしかないのか。 違う未来を手にできるのか。
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