コミックソングがJ-POPを作った の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2019年に初版が出てレビューがないのは意外だ。 「勉強の哲学 来たるべきバカのために(千葉雅也著)」からの流れ読みだ。 「音楽とコメディが一体となり同じ地平にある」、これがコミックソングの定義と言ってもいいだろう。著者はコミックソングを「新しい音楽を輸入するときの実験の場」、または「それまでコミックソングとみられていなかったものをコミックソングとして再発見する」という視点で捉えているという。新しい音楽の「笑い」「違和感」「おかしさ」、そんな軽薄な新奇性をコミックソングに見るという。
Posted by
- 1